感想:ミュージカルSUNNY大阪公演初日ソワレ20230709
ミュージカルSUNNY大阪公演初日、17:00からのアフタートーク付き半館上映に行ってきました!
当初18:00開演と勘違いしていて、余裕をもって移動したはずがぎりぎりになったのはここだけの話。
12日にも観劇する予定で、その時に詳しく書こうと思いますので、今回は全体的な感想を書かせていただきます。
書けなかったキャストさんについてもその時に。
そして渡邉美穂さんは別記事をこの後アップします。
少しネタバレも入るかもですので、未見の方はご注意を!
感想
立体的なミュージカル
まず、舞台が立体的。
二階建ての回り舞台に、上手・下手に階段と二階部分、ホリゾント(舞台背景)には映像と、立体的な舞台が暗転やスポットライトの切り替わりで、ポンポンと場面が切り替わっていく進行に最初は少し戸惑いましたがすぐに慣れてテンポに身をゆだねることができました。
そしてお話も立体的。
過去と現在のエピソードを行ったり来たり、時には過去と現在の登場人物が混在し、この演出は舞台ならではです。
大人SUNNYの安定感
元宝塚で演技と歌唱力トップクラスの奈美(花總まり)と千夏(瀬奈じゅん)、二人の存在感がミュージカルをしっかり束ねてくれていました。
そしてその二人を支える三人。
最初は嫌な人と思いきや実はいい人のみどり(小林綾子)、
コミカルな語り口と身のこなしで笑いを取る桜(馬場園梓)、
やさぐれ方が堂に入っていた好恵(佐藤仁美)、
見ていて安心の五人のチーム感と結束力。
奈美の娘ちゃんのために一肌脱ぐところなんかそれまでの辛い展開が解決して溜飲が下がりました。
高校生SUNNYの仲の良さ
過去のSUNNY6人組。
こちらも大人SUNNYに負けないくらいチーム感ありました。
舞台裏でもほんとに仲が良いのだろうなあと想像できる和気あいあいぶりです。
お話は奈美(渡邉美穂)×千夏(須藤茉麻)、そして奈美×芽衣子(伊藤友惠)の関係性が大きな二本の軸として語られます。
すぐに奈美を受け入れた千夏・みどり(川村咲季)・桜(横岡沙季)・好恵(古沢朋恵)の4人、一人奈美に隔意を抱く美少女芽衣子。
ネタバレになるので言えませんが、奈美×芽衣子の関係性の変化が決定的に変化するシーンで素直な奈美の想いに耳を傾ける芽衣子のシーンは劇中屈指の名シーンでした。
選曲
ほぼ大人SUNNY世代自分にとってはすべての曲が懐かしく、即青春時代にリンクするのだけれど、なかでもやはりH₂Oの「想い出がいっぱい」は高校時代の想い出で胸いっぱいになって、観劇中最初の涙が出ました。
(まあ、その後はほぼ全ての場面で泣いていましたが)
ちゃんとハモってくれてるのも良い。
ハモリといえばあみんの「待つわ」も大人奈美と千夏でちゃんと岡村孝子パートと加藤晴子パートやってくれてて一人うんうん頷いていました。
ただ80年代のJ-POPを並べただけではない必然性みたいなものが感じられて、物語の感動をさらに広げていたように思います。
そしてラスト数曲は、「あーこんな感じか!やられたー!」といい意味で意表を突かれました。
ブラボー!
見終わって
今回SUNNYを見て、今からでも何か頑張ってみようかな、何か自分を変えていこうかな、というモチベーションをもらえました。
最近会っていない友人に連絡とってみようかな?とかなり影響受けています。
そういう意味では演劇の力恐るべし。
演者さん、スタッフさんの勝ちです。
背中押してもらいました。
過去は変えようはないけど未来は変えられる。
素直にそう思えました。
最後に
冒頭にも言いましたが、さらに詳しい感想は12日観劇後に書きます。
素晴らしいミュージカルですのでもし少しでも興味がある方は13日まで公演ありますので是非!
最後までお読みいただきありがとうございました。
(終)
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