鎌倉 夏越祭 (ぼんぼり祭り)
8月6日から4日間に渡り、鎌倉の鶴岡八幡宮では「ぼんぼり祭り」といって、「夏越祭」「立秋祭」「実朝祭」が執り行われる。
数年に一度くらいの頻度で見物に行っていて、18:30ごろの点灯から、舞の奉納など連日催しがある。
明るい時間から楽しめる。
鎌倉にゆかりのある著名人や企業の名義のぼんぼり、作家や漫画家の作品がずらりと並んでいる。
夕方、日没よりは少し早い時刻に暗くなり始めると点灯が始まる。
竹筒で作られた風除けに蝋燭、一つ一つぼんぼりの中の蝋燭に火を移していく。
この日は舞殿(下拝殿)でKNOB氏・雲龍氏による献笛があり、薄明のなか参道は和の音色に包まれた。
参道と、そこに繋がる道にもぼんぼりが並び、境内の森の中が淡くゆらめく光で照らされる。
夜になると若宮大路は石灯籠に灯が灯る。
浴衣姿の人もちらほら。
20年近く前にEPSON R-D1sで撮った時がいちばん素敵だなと思える写真が多かった。
暗い中でのピント合わせはレンジファインダーがいいや。
ミラーレスにしてから、水平やジャスピンを気にし過ぎてシャッターチャンスを逃す傾向がある。
この日は、茅の輪潜りをして、八幡様にお参りをして、帰宅しようと歩いていたところ
若宮大路の向こうからどこかでお会いしたことのある方が近づいてきて…
なんと勤務先で大変お世話になっている秘書の方!
自分は午後休でぶらぶらしていた身、仕事を終えて鎌倉にお帰りになる途中の頼りきりのお方とすれ違うとは…恐縮してしまう。
鎌倉、好きだな。
いつか住んでみたい。
写真は全て Nikon Z f + CONTAX Planar 85mm f1.4 T* AEG
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