2019/04/08 一番死ぬべきだった日、あるいは希死念慮を殺すことを決めた日
臆病な無神論者──つまり僕のこと──にとって、死ぬことは本当に怖い。自我はこの命が消えることで簡単に無くなって、僕の主観では世界は滅ぶ。そんな恐怖に耐えられなくて生まれたのが宗教なんじゃないかと思っているほどに。
だけどその一方で、僕は常にぼんやりと「僕が生きているのは間違っているんじゃないか」と、そうも思っている。常に人生における選択肢の下の方に自死は混ざり込む。僕が生きていくのは僕のエゴでしかないのだろうと思っている。僕が死んで悲しむ人がいたとしても(これすらも傲慢な考