学習方略と太田Stage① リソース管理方略
学習に有効な「メタ認知」を育てる!ウィズコロナで学びを止めないために(2)
学習方略についてわかりやすく説明してくださってたので、
こちらをもとに学習方略と太田Stageとの関連について考えたいと思います。
今回はリソース管理方略についてです。
(1)時間管理と環境調整
いきなり支援者の腕の見せどころですね。
学習者本人が行うとすると、
時間管理…予定表や時間割、時計、タイマーに合わせて学習を進める
環境調整…必要に応じてイヤーマフを装着したり、衝立を利用したりする
といった具体例になりそうです。
(2)努力調整
太田Stage評価の目指すところでは、
学習者の認知(特に言語面)の発達段階にぴたりと合う課題を提供することで、
学習者の意欲や関心を喚起するということなので、
苦痛を伴うような根性は求めないスタンスです。
ただ、努力調整が利いた方が
学習者のリソースは増えるし自信にもつながるので、
学習者の認知の発達が進むにつれて、
興味がないことや難しいことにも取り組めるような支援が必要かと思います。
Stageが上がったことでこだわりが強まったり、
他者との比較ができるようになって意欲が減退したりすることもあるので
難しい舵取りにはなりますが…
(3)ピア・ラーニングと援助要請
この2つはなんと言えばいいのか正直よくわかんなかったです💧
コミュニケーション能力? ソーシャルスキル?
学び合いや話し合い、援助を求めることは、
太田Stageの対象となる人にとっては基本的には苦手分野です。
学習を理解するためというよりは、
学び合いや話し合い、援助を求めることそのものが
学習の対象になるのだろうと思います。
【まとめ】
太田Stageの対象者が感じているであろう困難さは、
持っているリソースの少なさが一因だと改めて理解しました。
リソースを補い、さらにはリソースの底上げができるような
支援が望まれます。
【メモ 今後勉強すること】
・そもそも学習方略とは
・自己調整学習
・今さらアクティブラーニング
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