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hollow

愛されたが
褒められずに
組み立てられ
褒められ方も
褒め方も
覚えず人になった
惨めでなくても
誇れるものはなく
空っぽの体で
ただ生きてきた
希望が見えたら
進めただろうか
絶望が見えたら
諦められただろうか
どちらでもないまま
ずっとここにいて
詩になれない詩を
空に飛ばし続ける
なにもの、でもない
だけど息をしている
なにもの、でなくても
僕は僕 私は私
それだけに
生かされている
それだけが
ただ続いてゆく

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