来日後のアメリカ人の病院/お薬事情
Noteをご覧の皆様、はろ~!
皆様もすでにご存知、病人で障害者のメリカでございます。
わたしの体調や、病院関係のコトを気に掛けて下さっている方々が
何名かいらっしゃいますので、そういうお話をしたかったのです。
日本の人達は優しいね! いつもお心遣いをどうもありがとう!
アメリカから日本へ移住した訳ですので、当然、色々違います。
特に国によって法律などが違いますので、お薬も変わって参ります。
コレで、実は今、すっごく困り続けているのです……。
まず、わたしが処方されているお薬を振り返ってみましょう。
簡単な説明付きです。
●Rexulti/レキサルティ
(コレは日本でも処方してもらえます。 以前は違うお薬を服用。)
●Metformin/メトフォルミン
(過去に服用していた『Abilify/エビリファイ』による体重増加による
糖尿病を『予防する為』に処方されていた、糖尿病用のお薬。)
(※わたしは糖尿病ではございませんので、ご安心下さいませ。)
●Prozzac/プロザック
(日本では処方出来ないお薬。 困った。 コレが無いとイライラしてしまう。)
●Methylphenidate/メチルフェニデート
(『ナルコレプシー』用のお薬。 日本では危ないお薬とされているらしい。
日本の精神科では処方してもらえず、ガビーンとなった。)
現在はその4つで落ち着いているのですが、つい昨日、Metforminは
ようやく中止となりました。 正直、コレは良かったと思います。
だってMetforminを服用し続けていると、体液や血が酸化するので、
汗とかが酸っぱい臭いがするのですよ…個人的には悪臭に感じます。
生理の時が一番最悪で、血の生臭い/鉄っぽい臭いと、酸っぱい臭いが
入り混じって、悪臭になるからです。 ホンマに最悪です…!!!
『統合失調感情障害』になってから、ずっと服用しておりましたので、
わたしは数年間、その酸っぱい悪臭と闘い続けて参りました。
周りの人達は『メリカから変な臭いはしないよ?』と言ってくれますが、
わたし本人としては、お手洗いに行くと必ず酸っぱい臭いがするので、
最悪に感じておりました。 自分で自分にスメハラ攻撃だったのです。
それを一旦中止して、2ヵ月後に内科で血液検査を再びして、
糖尿病の数値が上がるかどうか見てみよう、と言われました。
日本では『何かの予防』としてお薬は処方しないらしくって、
不要な薬はどんどんやめて行く方針のようです。
日本に来てから、何人かのお医者さんに診てもらいましたが、
みんな『減薬しようぜ!』的な事をおっしゃいます。
本当にそれで大丈夫なのかな……?
去年、わたしは減薬をしましたが、本当に死に掛けました。
日に日に弱って行き、身体がまったく動かなくなって行きました。
出逢ったばかりの日本の新しいお医者さん達は、それを知らないから、
減薬をしようとオススメするのかもしれませんが、
アメリカのお医者さんとは違う事を言われますので、
何を/誰を信じれば良いのか解りません。
そういう意味でも困っておりますが、何より、今まで服用しているお薬を、
日本ではなかなか処方してもらえない事が、一番困っております。
※こっからは、日本の病院のお話です。 もう少しだけ付き合ってね!
先週、初の日本の精神科へ行って参りました。
しかし、『君の服用中のお薬の中で、レキサルティ以外は処方出来ない。
何故なら、私にその権限は無いから。』みたいな事を言われました。
アメリカ人、早くも日本の精神科で詰む。
オマケにレキサルティさえも処方してくれず、その日は終わりました。
隣の県の大学病院へ行った方が助けてもらえるよ、と言われましたので、
仕方なく1時間以上も掛けて、隣の県の大学病院まで行って参りました。
そこの精神科でも、やはり一部の服用中のお薬の名前を見て、
『う~ん…?』な反応をされました。
特にわたしが服用しているレキサルティですが、
日本では一般的に処方されない量を、アメリカでは普通に大量に処方されて
いたらしく、『量がアメリカやな…。』みたいな事も言われました。
確かに日本に来てから、市販のお薬も、量が少な目です。
例えば『Tylenol』というお薬ですが、アメリカの半分ぐらいしかない。
『そんなんで効き目あるんかいな…?』と、今でも疑問に思いますが、
実際に日本版のを使ってみて、効き目はありましたので大丈夫でした。
とにかく日本と比べると、アメリカは何でもダイナミックなので、
レキサルティをようやく日本でも新たに処方してもらえたものの、
早くも減薬をする事になりました。
日本のお医者さん達は、減薬思考一直線なのでしょうか?
オマケにどのお医者さんも、初対面でタメ口で話して来るのですが、
日本のお医者さん達特有の、患者達への接し方なのでしょうか?
↑コレ、すっごく気になっているので、どなたか教えて下さいませ。
それから『ナルコレプシー』用のお薬ですが、アメリカと違って、
精神科では処方してもらえません。 残量が少ないので、困りました。
睡眠科へ行きなさいと言われたので、今週中に行く事になりました。
あのお薬がないと、わたしは日中、起きていられないのですから、
処方してもらえなかったら、もうわたしは死ぬしかありませんよ。
大学病院でも、血液検査をされました。
そっちだと、精神の方の数値も見るらしいので、この前、内科で受けた
血液検査よりは、より多くの情報を得られそうです。
さらには同じ日に、脳のMRIもされました。 結果待ちです。
日本のお医者さん達は、本気で患者を治そうってのが伝わって来ますね。
アメリカのお医者さん達は、とりあえずお薬を何かしら出しておけば
良いでしょ、的な対応が、多くありますので…。
わたしは一体、日本で、様々な病気が良くなるのでしょうか??
回復に向かえるのでしょうか???
わたしの『日本での闘病の旅』は、まだまだ始まったばかりだ。
ちなみに日本では処方されないプロザックですが、
残量が少ない事もあり、1日おきに服用する事になりました。
そうやって減薬して行き、もう服用は中止にすべきだと言われました。
という訳で、病院的近況報告でございました。
ココまでお付き合い頂き、どうもありがとうございました。
貴方様が病気にならない事を、心から願います。