見出し画像

与える人になろう

豊かな人の特徴

少し前になる話ですが、スタッフのひとりがお土産のお菓子をたくさんもらったそうで、食べきれないからと言って会社のみんなにお菓子を配っていました。その姿をみて、ふと僕はある教えを思い出すことが出来ました。

「与える人になりなさい。」

もしも、今宝くじが当たれば、あなたはどうしますか。

昔の僕だったら、それは人には絶対に言えない秘密にしようと考えていました。自分だけの為に使っていこうと決めたはずです。それは、そんな大金は滅多に手にすることが出来ないという考えがあるからだったからでした。

ですが、豊かな人はどうだろう。災害が起きる度に高額の寄付をしたり、恵まれていない人や困っている人がいれば惜しみなく寄付をされているのです。それは、簡単なことではないことは分かっています。でも、自分はまた満たすことが出来ることを分かっているのです。豊かであるからこそ出来るものだと想像することが出来るのです。

スタッフさんが、食べきれないお菓子をみんなに配ることと同じような原理であると言えます。

この意識こそが重要だと言えるのです。僕自身は、大金をてにするのは滅多に出来ない。つまり、今の自分は貧しいという意識を持っていること。ですが、豊かな人は自身が豊かであるという意識を持っているのです。だから、行動に大きな差が出てしまうのです。

これは、ひとつの例として聞いて欲しいのですが、ある人が自分のことを省みずに寄付や困っている人達に手を差し出していると知ったらどう感じるでしょうか。僕だったら、凄く応援したくなってしまいます。そこは、本当に色々と賛否両論あると思うのですが、自分の至福のことばかり考えている人よりも、応援したくなるのではないかと思います。結果、その方の信用が上がり、色んな形で返ってくるのだと想像することが出来ます。

お金を例に挙げてしまったから、見えにくくなってしまっているのですが、要するに、心が豊かな人ほど「人に与えることが出来る人」なんです。

僕は、自分のことを、誰よりも毛嫌いしていた時期がありました。才能もなければ、人間的に欠けているよに思えました。欲深いし嫉妬深いのです。いつも、誰かを批判したり、何かに不満をぶつけていたのでした。そんな自分が何よりも不満でした。きっと心が貧しかったんだと思います。

その時の自分ほど、ケチな人間だったと思うのです。お金やものの話ではありません。それもあるのですが、自分が損をするようなことに激しく怒りを感じていました。自分だけが我慢をすることにひどく抵抗していました。手柄は自分のものだとよくアピールしていたんです。人に対しては、いつもマウントを取っていました。自分の方が優れているとか幸せであると思われたかったんだと思います。人が得をした話を聞くと、その人に意地悪をしていました。人に優しくなんか出来ませんでした。

今の僕が、こうしてときどき満たされるようになってから、分かった気がするのです。人に優しくすることで、自分の心がさらに豊かになっていくことを。感謝されると、これ以上ないくらい、心が喜び満たされることを知れたのです。

与える人になりたい。そう思えたのは、その喜びを知れたからだと思うのです。

与える人になるには

心が貧しいと、人に優しくなんか出来ません。与える人になんかなれないのです。

でも、本当にそうでしょうか。

確かに、心のままにいたらそうなってしまいます。自分の心に流されてしまえば、人に求めてばかりで与える人にはなれないのかもしれません。

でも、僕らには想像することが出来るのです。

自分が心が豊かになった時のことを想像することが出来るはずです。その気になることだって可能なはずです。相手の喜ぶ顔を想像し、それを見て、自分が喜ぶ姿は想像することが出来るはずなんです。

僕らの想像力は無限の可能性を持っているのです。

いくらでも想像することが出来るし、何でも想像することが出来ます。でも、想像しないとはじまりません。想像するから創造することが出来るのです。

だったら、自分が心が豊かであることを想像して、人に与えることが出来るに違いありません。先に行動することで、しんどさを感じたり、嫌だと心が抵抗するかもしれません。でも、その先には、行動した結果で、心が豊かになる未来が待っているはずなんです。

今日も、自分にこう言い聞かせようと思います。

「与える人になろうよ!素敵な未来が待っているよ!」

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。



最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?