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目の前のことを精一杯やっていこう

自分に嘆く必要はありません

「両立」という言葉があります。仕事と家庭、趣味と仕事、勉強と部活などといったように、何かを両立させることは素晴らしいものだと、誰もが思っているのではないでしょうか。

僕自身もそうあるべきだと自分に言い聞かせていました。でも、思うようにならないことばかりなんです。

ここ最近になって、僕の職場では人手不足と言う問題が、いよいよ深刻になってきてしまったんです。僕自身も休むことが出来なくなりました。これまで以上に負担がかかってきてしまい、日々やっとの思いで、会社を経営することが出来ています。ただ、そうなると家庭は疎かになってしまう気がしてなりませんでした。

半年前の子供達との約束も果たせていない。大事な行事に参加できない。毎年のようにどこかにお出かけしていたのに、今は全くもって連れていくことが出来ない。帰宅しては、憔悴しきっていてしまい、思うように遊んであげれない。子供の勉強を見ることが出来ない。それを疎かにしているつもりはないのに、凄く負い目を感じてしまっていました。

せめて、これくらいはしようとしても、思うように出来ないことばかりでした。それが、たまらなく苦しいものになりました。ふとした誰かの言葉が、凄く責められているようにしか捉えられなくて、追い込まれた感覚になってしまうのでした。そこで、感情的になってしまったりするし、酷く落ち込んでしまうのでした。

足りていないと思うことを辞めてみませんか?

そんな僕を救ってくれたのは、ある方がおっしゃっていた言葉でした。

「どんなことも正解があるようで、実際の所は、正解なんかないんだ。」

言われてみれば、両立させるという言葉には、どちらにもここまで出来ないといけないという正解があるように思えます。ですが、実際には、自分がどこまで出来れば両立できているというものはありません。ここまで出来ていなから両立することが出来ていないといったような線引きはないんです。

でも、どこかで、何事も問題なくそつなくこなす自分をイメージしては、それを正解としてしまっている自分がいるのでした。それは、言い換えてしまうと完璧な自分を目指していることになるのではないでしょうか。そうなってしまうと、出来ないことが起きてしまうと、自己評価を減点方式で減らす事しか出来ないものになってしまうのです。

それでは、どんどんと減点しては、自己評価を下げてしまうのです。それが、自分に不平不満を持ってしまう原因となってしまうのです。何かを成し得たから、自分を満たすものではないにしろ、自分に不満があるから、どんなことでも自分を満たすことも出来なくなってしまうのです。

人生においても言えるのでした。何処かで幸せをイメージしたときに、最高の自分をイメージしてしまい、今の自分が幸せでないと思い込んでしまうのでした。でも、幸せに線引きなんてないのです。ここまでが幸せで、ここから以下が不幸なんていう決まりごとはないのですから。

人生に正解はないのです。

だから、何が正しくて何が間違っている事なんてこともありません。

それよりも考える必要があるのは、今、何をすることで自分や周りが楽しくなるのか、何をすることが目の前にいる人の為になるのか。ではないかと思うようになりました。

何事も目の前のことを精一杯にしていくことで、必ず、前進することが出来るはずなんですから。僕らには、分からないこともたくさんあるし迷うこともたくさんあるはずです。でも、何かが足りていないという考え方から抜け出し、ひとつでも出来ることを増やしていく。その方が、気持ちを楽に出来るし、取り組んでいることも楽しめるのではないかと思うのです。

人生を生きるとは、正解を探すものではなく、ただ必死になれるかどうかなんだと、僕は思い直すことが出来たのでした。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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