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自分と対話出来ていますか?

幸せを感じられていますか?

自分がどこまでも不幸ではないかと感じていた時期がありました。何か大きな苦難が起きたからではありませんでした。自分の中でははっきりとした目標を持っていて、それに向かって、ひたすら追いかけることが出来ていたから幸せを感じられるはずなのに、自分は不幸だと感じていたのでした。

ただ、必死になるあまり、自分を見失っていたのも事実でした。「成功、成功、成功...仕事、仕事、仕事...。」休む暇も、寝る間も惜しんで、ひたすら成功したくて必死に仕事ばかりしていたんです。その努力の仕方にも、問題があったのかもしれません。人のことばかり気にしていましたから。人との繋がりが成功のカギとなると思っていたのです。人と比べてばかりだったし、人のことばかりに労力と時間を使っていたのでした。

当時の事を思い出しても、自分のことを振り返る暇なんてありませんでした。ただ、ひたすら人から言われたことを信じて、突き進むしかなかったのです。

結局のところ、当時勤めていた会社にいい様に利用されていたし、友達だと思っていた人には裏切られたりして、心は憔悴していったんだと思います。

こうしたことからも、当時の僕は、色んなものに振り回されてしまっていたんだと思います。だから、自分がブレてしまったいたのです。だから、感情もぐちゃぐちゃになってしまい、不幸にしか感じられなかったんだと思うのでした。

幸せを感じるためには

今の自分と過去の違いを比べてみたんです。今の僕にも何も起きていないわけではありません。日々、何かしら起きていて、心が揺さぶられそうになることばかりです。でも、明らかに違うのは、当時の自分は必死になり過ぎていたのか、心に余裕がありませんでした。空を見上げることもなければ、お花を見て綺麗だとおもうこともありません。香りを楽しむこともなければ、常に時間を惜しんでいたために食事を楽しむこともありませんでした、全てを流すように食べていたし、ビジネスの一環として利用していただけでした。

今の僕は、空の青さで晴れやかな気持ちになれます。夕日を見れば、どこか感謝の気持ちを感じられます。道端に咲いている花に、目を向けることが出来て感動すら感じられます。食事をするときも、自然の中に身を置いたときも、香りを楽しむことが出来ます。触れたものの感触を言葉にしたりもします。ご飯をゆっくりと味わうことも出来るのです。

そのことが、過去の自分と比べて大きくかわったものだといえます。だから、僕は今の自分が幸せを感じられるのではないかと思うのです。

幸せを感じられるには、自分の感覚を豊かにする必要があるだということなのです。ですので、五感を研ぎ澄ませることは、本当に大事なことだということです。

その自分の感覚を豊かにするためには、心の余裕が必要なんだと思います。今の僕には、当時の自分よりも、心に余裕が持てるようになれたと自覚があります。それは、自分自身がぶれなくなったからだと思いました。ぶれてもすぐに、もとに戻ることが出来るようになれたのです。

その理由は明らかで、自分と対話をすることが出来るようになったからです。

過去の僕は、忙しくしていたあまりに自分との対話を全くしていませんでした。自分と対話するなんて、全く持って意識を持ってはいませんでした。そのために、自分のことが全く持って分かっていなかったのでした。自分のことなのに、自分のことが分からないということが、信じられないかもしれませんが、自分のことについて知らないことの方が多いのです。人と言うのは価値観で物事を見てしまうものです。自分のことも価値観で見てしまい、決めつけてしまっていることばかりですから。

自分のことを知ればしるほど、喜びに近づくことも出来るのです。

自分のことを知ればしるほど、心の豊かさに繋がっていくのです。

だから、自分との対話こそが、幸せへの架け橋となるのです。

ですが、自分との対話をしている人が実際にどれくらい出来ているでしょうか。自分との対話する方法を知っている方はどれくらいいるでしょうか。自分との対話の為に、時間を作ることが出来ている人はいったいどれくらいいっらっしゃるでしょうか。こんなにも情報が多い世界で自分の声に耳を傾けるのは、どれだけ難しいものか、感じている人はどれくらいいるでしょうか。

本日は、問いかけで終わりたいと思います。

「あなたは自分と対話出来ていますか?」

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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