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自分との向き合い方

自分との向き合うとは

自分の気持ちに嘘を付いてしまった経験は誰もがあるのではないでしょうか。やりたいことを我慢したり、言いたいことが言えなかったり、嫌で仕方がないことを押し付けられたのに、何も言えなくてやらされたり、自分の気持ちを抑え込んだりしてしまうのです。

僕は、自分さえ我慢すれば良いと思っていました。そうすれば、物事が上手くいくと思えたから。だから、自分の気持ち何度も何度も嘘をついては、色んな事を自分に強制していたんです。

でも、その度にどこかモヤモヤした気持ちになり、後味が悪くいつまでも引きずってしまうような感覚にはなっていたのでした。

いつだったのか、僕は自分の気持ちを押し殺すあまりに自分の感情にバグが生じてしまったことがありました。嬉しいことも、そうとは思えなくなり、嫌悪感を感じてしまったり、嫌なことがあれば、やっぱりそうなんだと安心するようになったのです。人の不幸を喜んでしまったりしたときは、そんな自分はあり得ないと思いました。いつも、怒りのようなものが湧いてきて、いらいらしたり感情的にもなってしまいました。ひどい時には、何もなくても、勝手に涙が出てきたりしました。自分の中の感情がぐちゃぐちゃだったのです。

これらは、本当に酷い状態だったと言えるのかもしれませんが、自分の気持ちを抑え込めば、その分、必ずバグを生じさせてしまうものなのです。

何かに依存してしまうことも、その表れだと言えるそうです。自分を拒んでしまった分だけ、無意識にどこかで発散してしまうのではないでしょうか。

どうして、自分の気持ちに正直になれないものなのか、いくつか原因があると思います。他人にばかり気を使ってしまうことや、自分が信用出来なくなってしまった時には、自分の気持ちに正直にはなれないものです。その理由で、多くの方が陥ってしまうのが、自分と向き合うことを怠ってしまうからだとお思いました。自分とのコミュニケーションが上手く出来ていないのです。つまり、自分との対話が出来ていないのです。

自分との向き合い方

自分と対話というものは、一説によれば1日に2~3万回されていると言われています。でも、その多くは無意識によるものばかりなんです。それによって、思考パターンが作られてしまうのです。ですので、その流れで自然と言葉になったり、行動するようになるのです。

例えば、新しいことをはじめようとしたときに、無意識に「無理かもしれない」と、自己対話がなされてしまえば、自分が発する言葉は、弱気なものになるし、踏み込めなくなってしまったり、諦めてしまうような行動をしてしまうのです。

つまり、自分がこうありたいと考えていても、そのようにならないのは、そのように自己対話が無意識になされてしまっているからなんです。

よって、自分と向き合い、自分の本音や正直な気持ちを引き出してあげるためには、自分との対話を意識的にする必要があるということになります。

そして、自分の気持ちを理解してありのまま受け止めてあげることで、健全な心にすることが出来、周りに振り回されなくなったり、周りがきにならなくなったり、自分に優しく接することが出来るようになったり、自分に自信がついたり、チャレンジ精神が生まれたりするのです。

自分と向き合う時間を作ることが非常に大事になるのです。

そして、自分の気持ちをありのまま受け止めてあげるのには、いくつか注意しないといけないことがあります。

僕らは、普段からあらゆる情報が色んな所から飛び込んできます。また、僕らは、そうした情報に非常に影響されやすくもあるのです。

ですので、自分と向き合う時には、そういた情報が邪魔になってしまうのです。スマホの電源をきったり、情報が見れるようなものを遮断することが、とても重要だと言えます。

そして、向き合う上で、意識して欲しいことがあります。それは、自分の気持ちを肯定もしなければ否定もしないということ。そういう気持ちなんだねと寄り添うだけでいいのです。これは、自分の中の正邪や善悪に影響されない為でもあります。思い込みによって、自分の気持ちを評価したり正否を付けてしまわないためなのです。

そうなってしまうと、自分の心は閉ざしてしまうものになってしまうのです。そうなれば、自分と向き合って自分の気持ちをありのままに受け止めたいのに逆効果になってしまうのです。

こうしたことを意識しながら、毎日、ほんの少しずつでもいいので、自分と向き合い、自分とコミニケーションをとって、自分と自分の絆を深めてみて下さい。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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