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漫画レビュー30 俺だけレベルアップな件

最弱が最強になり、更にたった一人で軍勢を率いる。

こんにちはメルカです。

今回の漫画レビューはこちら
「俺だけレベルアップな件」です。


原作:Chugong h-goon 漫画:DUBU


今回はアプリピッコマで一番人気の漫画となります。
自分がこの漫画を初めて読んだのは2年ほど前にアプリをダウンロードして間もなくだったと思います。

最初はよくある設定だと思って軽い気持ちで読み飛ばしていました。

異変があって敵が出てきて倒す。
そこに目的や理由を付けて登場人物が増えていき話を拡げていく。

そこそこ読んだら飽きるかもしれない………そう思っていました。


       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


世界観は高層ビルが並ぶ現代の都会を舞台にしたファンタジーです。

ある日「ゲート」と呼ばれる異次元空間と現世界を繋ぐ通路が出現します。
同時期に人々の中に後に「ハンター」と呼ばれる覚醒者が現れ始めます。

覚醒した人は基本的な強さが決まっています。
戦いで得られるのは戦闘経験であり強さ自体は変わりません。

ゲートというものは空間に突如現れます。
ゲートを潜(くぐ)るとダンジョンに繋がっていてモンスターが生息しています。

モンスターを倒すと「魔法石」をドロップします。
強いモンスターほど価値の高い魔法石です。

ハンターは素材としてのモンスターの死骸や魔法石を糧に生活しています。


        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


主人公は水篠 旬(みずしの しゅん)。E級ハンターです。

ハンターにはランクがありE~Sランクの6段階で形成されています。

モンスターにも討伐難易度があります。
ゲートにもランクがあり、上記のハンターランクやモンスターランクに応じてゲートを潜る資格を選別します。

被害を最小限に抑える為の措置ですね。


水篠はEランクで人類最弱兵器と呼ばれています。
ゲートに潜る度にケガを負い、ダンジョン攻略は毎回命がけです。

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今回も彼はC~Dランクのハンターに交じってダンジョンに挑みます。

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D級の低ランクダンジョン。
ケガを負いながらゲットしたのはE級の魔法石1つのみ。

溜息をつく水篠の後ろで奥へ続く道が発見されます。

ダンジョンは最奥のボスを倒すと一定時間でゲートは閉じられます。
探索をしていた彼らは奥にボスがいそうな通路を見つけます。

今回のパーティのリーダーは一旦戻ってハンターを管理をしている協会に報告するか、危険を伴いつつ自分たちだけでこのままボスに挑むか多数決を取ります。

なぜ危険を侵すのかというと報酬の問題です。
教会が他のハンターにまかせるべきと判断した場合自分たちの取り分は激減します。

賛成8、反対8の状態で残りは水篠一人だけです。

彼にはお金が必要でした。
父親は蒸発、母は病気で入院中、妹は大学進学を控えています。

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賛成過半数で行くことになった一行。

そして40分ほど歩いた先の扉に辿り着きます。

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ハンターランクC級のリーダーを中心に入っていきます。

そこは祭壇のような石造りの円形の広い部屋で、巨大な石造が何体も壁に背を向けた形で立ち並んでいました。

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全員不気味な空気に圧倒されます。
石板にはこの場所のルールなのか掟が刻まれていました。

リーダー「1つ目:神を敬せよ。2つ目:神を讃えよ。3つ目:神を信仰せよ…」

一人が震えながら水篠の裾を掴みます。
先ほどこの部屋の中心に鎮座している石像の目が動いてこちらを見ていた…と。

リーダー「…この掟を守らぬ者は生きては帰れん。」


ダン!



いきなり出入口の扉が閉まります。

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閉じ込められた面々。
体格の良いメンバーが「だからこんなところ来たくなかったんだ!」と扉を無理やり開けようと出口に向かい扉に手をかけ…

…その時石像の1つが動き出し彼は一撃で斬殺されました。

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場が混乱します。
リーダーは冷静に状況を把握しようと努めますが冷や汗が止まりません。

先ほどの中心の石像の眼差しが正面からこちらへ注がれます。



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…水篠 旬(みずしの しゅん)。

彼は覚醒したものの大した力もなくE級と判断され、毎回命がけでダンジョンに挑んでいました。

D級以上の能力のあるハンターたちは魔法石から得たお金で武装を整え更に強いモンスターと戦い経験やお金を増やしていきます。

ですがE級でほとんど力のない彼は毎回身一つで体当たりをして最弱のE級モンスターにケガを負わされ死にかけていました。

そんな常に命をベットしている彼だからこそ危機察知能力が働きます。

「みんな伏せて!」

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数人が一度の光線で燃え尽きました。

リーダーは何とか「全員に動くな!起き上がれば攻撃される!」と指示を出しつつ震えて動けないヒーラーのケアもします……が、

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彼の左腕は肘から先が消滅していました。


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リーダーの止血をしながら打開策を考えます。

リーダー「B級ダンジョンに行ったことがあるが、即死レベルの攻撃をしてくるモンスターはいなかった。ここは少なくともA、いやS級ダンジョン…」

先ほどのこの祭壇の掟を思い出しながら打開策を考えます。


       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


…逃げる一択です。
相手が強力すぎて話になりません。

どうやら止血する程度の動きでは攻撃されないようですが、このまま硬直状態が正解かは不明です。

居ても立っても居られず速度に自信がある1人が全速力で扉に向かいます…が、一瞬で足首を残して焼きつくされてしまいました。

取り乱す一同ですが何とか動かずにいます。
というより恐怖で動けないのでしょう。

頭をフル回転する水篠。
掟を思い出します。

掟1つ目:神を敬せよ。

神は中央の座している石像のこと。つまり、平伏せということです。
それを皆に伝えます。

皆で正座をして頭を下げると石像は表情を変え立ち上がりました。
何とか正解だったようです。

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今までの問答無用のビームから行動が変化しました。

でもこれで全て解決したようには見えません。
掟もまだあります。

次に掟2つ目の神を讃えよについて考察します。

メンバーの一人が神父で祝詞を唱えることにしましたが………


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いかがでしたでしょうか。

半端になってしまいましたが、この漫画の真骨頂への道のりはまだまだ先の為、ネタバレしすぎてしまうので自重しました。

軽く話すと、この後はメンバーを減らしつつ何とか3つの掟をクリアしていきますが簡単にはいきません。

死にかける水篠 旬。

絶体絶命のその時に頭に声が響き…結果、特殊な力を得ます。

それからはその力を自分のモノにしていく経過を軸にストーリーが展開していきます。


序章ではまだ最弱の状態でスタート地点にも立っていないので自分では面白さを伝えるのはとても難しかったのですが、この漫画はピッコマの中でも超絶的な人気を誇っています。


どちらかというと男性向きかもしれませんが、主人公のステータス的な強さのみならず容姿も言動もどんどん格好良くなっていきますので女性人気もあるようです。


この漫画が面白いかつまらないかは、水篠が特別な力を入手してある程度の強さを得るところまで読んでみてから判断してみて頂きたいですね(*'ω'*)

アプリの1話の前に配信されていたプロローグでは、ダイジェストで特別な力を得て強くなっていく流れが描かれています。

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この漫画はスマホアプリピッコマにて2021年12月初旬現在172話ほど掲載されています。

下記サイトピッコマにてプロローグと1~3話までは登録せずとも無料で読むことができます。

続きはアプリをDLすれば基本無料で読み進めることができます。

このnoteはどんどん増える漫画紹介レビューに格納されます。

もし面白そうな漫画を探してみたい方は見てみてくださいね(*'▽')

ではまた次のnoteでノシ

メルカ

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