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11/15に世界人口80億人突破。人口が増えすぎるとどうなっちゃうんでしょうね。
人口80億人が話題になっているようですね。
国連の推計によると2022.11.15に80億人突破の見通しとのこと。
たったの11年で70億⇒80億だそうです。
日本やアメリカなどは少子高齢化が問題となっています。
韓国でも同様。中国も一人っ子政策の余波で人口減少が続いています。
ヨーロッパの先進国でも同じような現象が起きています。
ではどの国の人口が増えているのか。
2050年までの世界人口増加の半分以上は、コンゴ民主共和国やエジプト、エチオピア、インド、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、タンザニアの8カ国に集中することになるという。
最近よくインドが中国の人口を越えているのではないかと言われていますよね。
確か中国が14億2500万前後に対してインドが14億2000万弱くらいだったのでそろそろ逆転しそうみたいなニュースが今年ちょくちょく流れていました。
中国は1979年に人口増加による食糧不足の懸念から一人っ子政策を実施しました。
めちゃくちゃ端折って言うと1人が1人以上生むと生きづらいよという政策です。
2人目生んだら罰金ねっていう身も蓋もない政策です。
当然 少子高齢化になりました。
なので実はすでに終了しています。
学校で中国について習ってた人で世界情勢に興味ない人なんかは「え?終わってたの?」と思ったりもしたのではないでしょうか。
2015年に一人っ子政策は廃止されています。
でも30年以上続けた政策のツケが来ない訳がありません。
貧しい人が増え少子高齢化が進み中国の人口は揺らいでいます。
一方インドは農作物の主食「米」の生産が順調でどんどん人口が増えていきました。
多く生んで多く育てることを良しとする国民性によるものも大きいです。
戦争時代までは多く生んでも亡くなってしまうことが多かったのですが、衛生環境の改善と食料事情と国民性が合致した結果、世界一位の人口となる可能性が高いというかひょっとしてもう世界人口一位になっているのではないかと言われています。
もちろん世界人口が増えることによる懸念は色々あります。
一番は食料事情ですね。
エネルギー消費が追い付かなくなり貧富の差が開いていきます。
住居や雇用も足りなくなりますし、人が増えるだけ二酸化炭素の排出量も増えて温暖化も進みます。
でも一人っ子政策のような劇薬は倫理的に難しいこともあり人類レベルのジレンマに陥っています。
コロナが起きた時に地球が増えすぎた人(人口)を調整しているのではないかという怖い思考が頭をよぎりましたしいくらかの著名人もそんなこと言っていましたがどうなんでしょうね。
ワクチンや治療薬の急速開発ができるほど発展したことにより、人類の未来の寿命を加速度的に縮める結果に繋がってしまうを高めるという人類存続と倫理観の狭間のジレンマの解決方法はあるのでしょうか。
解決方法が見つからない…というよりもどこか真面目に考えることを放棄しているような自分がいます。
なぜなら人類の寿命が尽きる前に自分の寿命が尽きてしまうからです。
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最近猫のさくらねこ活動というものを知りました。
増えすぎた野良猫の数を抑制することと、今生きている猫の一生を大事にすることを両立させようとする活動です。
猫を一時的に保護して麻酔で寝ている間に去勢手術を施し、片耳をV字にカットすることでパッと見でさくらねこだと分かるようにして元の場所に戻すというボランティア活動です。
良いことだと思います。
最初はちょっと可哀相なんじゃと思いましたが、いたずらに野良猫が増えることの弊害や年間で異常な数の猫が殺処分されていることも知っているので
「うーん。可愛そうなような…。でも元の場所に戻しているし麻酔で耳カットも去勢の痛みも寝ている間だから最小限に…。でも可哀そうなような。現実的には代案がない。」
との結論に至りました。
生きているそこの猫の一生はちゃんと確保しつつもこれ以上死ぬために生まれてくる命を増やさない活動として成立しているのかな?と思いました。
可愛そうなら猫を飼えば良いんですよ。
でもメチャクチャお金がかかるし、いなくなった時の喪失感ヤバイしなのでYouTubeで「可愛い~」って眺めるくらいの方がお手軽で幸せなんですよね。
半端な気持ちで飼うと子供に怪我させてしまったり面倒見切れなかったりで段ボールに入れて公園に行きたくなるそうです。
だから猫動画は再生が伸びやすいです。
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何の話かというと人間もいずれこうなってしまうのではないかという懸念があります。
こういう漫画や映画ありますよね。
管理社会の最終形態みたいな…。
増えすぎたんだ…。
なるべく多くの人が生きる為には仕方ないんだ…。
自然とそういう倫理観や価値観になるよう幼い頃からしつけられそれが日常となってしまう未来の可能性は…全然あるのではないでしょうか。
殺処分予定の人が集まりレジスタンスが生まれて人類への復讐に核や大量破壊兵器のスイッチに手が伸びる……よくあるカタストロフなSF映画ですよね。
今回はちょっと怖いお話でした。
ではまたノシ
メルカ
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