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誰もが持っているmenu(知識や経験や想い)を共有できるコミュニティ。誰かの経験は誰かの知識に、誰かの知識は誰かの経験になり、自然に近づくことできっと素直に生きることができる。僕たちの活動が誰かの素直を守り、優しさに繋がる。そんな優しい循環が生まれたらいいな。そんな記録をここに。

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誰もが持っているmenu(知識や経験や想い)を共有できるコミュニティ。誰かの経験は誰かの知識に、誰かの知識は誰かの経験になり、自然に近づくことできっと素直に生きることができる。僕たちの活動が誰かの素直を守り、優しさに繋がる。そんな優しい循環が生まれたらいいな。そんな記録をここに。

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『menu』に込められた想い

初めまして。「menu」の一人 よね と言います。 「menu」が何なのか、どんな活動しているのか、またこれからどんな活動をしていくのか記録と共に、想いや活動していく上での学びなんかも一緒にお伝えできたらと思ってnoteに書くことにしました。 少しでも誰かに届き、共感してくださる方がいたら嬉しいです。そして何より、次の世代の子供達にまで、想いが循環するといいなと思ってます。 ロゴの意味 「menu」文字通り「メニュー」と読みます。 僕たちのロゴや名前に込められた想いを書き

    • 『グラデーションの価値』

      始めに結論からお話しさせて頂くと、グラデーションが必要で大事やなぁって話です。 ここで言う『グラデーション』とは、白と黒の『間』、灰色のような部分のことをイメージしてもらえたらと思います。  僕はコミュニティについて考えることが良くあります。 「まちづくり」なんて言葉はあまり好きじゃないけど、その界隈で仕事をさせて頂いているので、「地域」や「ローカル」と言った領域での活動を日々行っております。 『コミュニティの中で生活と仕事をどやうやって維持させていくか』について考える事

      • 『まちづくり』を考えてみる(番外編1)

        『まちづくり』なんて言葉を耳にして久しい。 俄然僕もその流れに乗っかって2020年頃からこう言った領域で色々やってきました。 プロボノで他県の地方創生に関わったり 人口1,000人程の限界集落に短期移住して地域活性のお手伝いをしたり 都市部の歴史と現代が入り混じる地域で多ジャンルの方々と共創したり 地元で耕作放棄地を蘇らせる事に挑戦したり 。 少ない経験しかありませんが、僕なりに今まで経験してきたことから『まちづくり』を捉え直してみました。 ■そもそも、『まち』って

        • 『僕たちが農業をしている訳』

          結論からお伝えすると、僕達は耕作放棄地を一から耕して農作物を育ててますが、特に農業じゃないとダメなんてことはないんですよね。実は。 下記の記事でもお伝えしたように、キッカケは単純なことですし、誰かが農業の経験や知識を持っていた訳でもありません。 ただ、 自然の中に身を置くこと これは、意識してました。 なぜなら自然の中には『正解』がなく、『答え』もないからです。 僕たちメンバーは良くアウトドアをして遊んでいました。キャンプ、カヌー、SUP、釣り等々。子供達と過

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        『menu』に込められた想い

          「いい野菜」って何?

           この季節(記事掲載時期2月末)になると、みなさん春からの野菜作りのために、土づくりをされている畑が多いように思います。ご多分に漏れず僕たちの畑も準備を始めています。  そこで、春から夏にかけて野菜を育てていく上で、「いい野菜」について感じたことを書きたいと思います。 僕たちにとっての「いい野菜」 僕たちの畑は耕作放棄地であったため栄養が全然ありません。(僕たちの農地の現状は下記記事を参照してもらえると嬉しいです)  だから、いい野菜を育てるためには、これから何年も何年

          「いい野菜」って何?

          耕作放棄地解決の一歩目を考えてみた。

          最近、寒さが増して冬野菜が美味しくなってきたんやなぁとか、春から夏にかけて土の準備をしないとなぁとか、考えている今日この頃、地主さんからあるお話を聞きました。それは、 トラクターの使用方法や、野菜の育て方を教えてくださった地域のおじいちゃん(以下、Uさん)の体調が最近あまり良くないとのこと。 こういうことか。リアルやな。 と感じたので、この現実を少し前向きに考えてみました。 そもそも「耕作放棄地とは」 耕作放棄地とは、農林水産省が実施する統計調査(農林業センサス)にて

          耕作放棄地解決の一歩目を考えてみた。

          野菜が『副産物』

          僕達の畑は、元々田んぼで、地主さんのお父さんがずっとお米を育てていた場所です。 現在の地主さんは、農業はされておらず、10年程耕作放棄地として雑草の処理だけを年に数回されているような場所でした。 そのため、僕たちが野菜を植えるまでと植えてからも大変なことがたくさんありました。いや、現在進行形でありますw 田んぼの土を畑の土に還ることは相当大変です。ここら辺の話はまた別に記したいと思います。 野菜を収穫するために始めた畑は、実は『野菜が副産物』だったのではと感じることがあり

          野菜が『副産物』

          「雑草はコミュニケーションツール」

          野菜を育てるための様々なメソッドや方法などがたくさん紹介されていますが、何より僕は、雑草との向き合い方を上手く行うことが農業を行う上で一番大事だと思ってます。 「雑草」と一言に言っても、様々な種類があって、自然農で野菜を育てる場合は、種に応じた特性を活かし「雑草」を「雑草」として扱わず、共存しながら育成する方法があります。これについてはまた別記事でお話したいと思います。 僕がお話したいのは雑草を「どう刈るか」ではなく、「どう向き合うか」です。 ≪僕たちの農場のおさらい≫

          「雑草はコミュニケーションツール」

          農地を借りる”不便益”

           農業初心者の僕たちは、「畑に向いている農地」なんてことは全然知らずにスタートさせました。始めてからたくさんの問題に遭遇してますが、挑戦しているからこそ気付いた学びをここに書けたらと思います。 僕たちが借りた農地 僕たちが借りた農地について先に結論から言うと、 農業を行っている人なら誰でも容易く想像できることだと思いますが条件的にはかなり厳しい場所です。 耕作放棄地(かつて田んぼ) 四方が田んぼに囲まれている 年間通じて水源が確保できない 隣地の田んぼを通らないと

          農地を借りる”不便益”

          新エリア スタート!!

          僕たちの『新しい』がスタート!!  僕たちは、自然の力を借りながら、大人も子供も挑戦できる場を共有してます。そもそも農業も野菜作りも経験のない僕たちに出来る事は、誰かの居場所を作ること。そんなことを目標に小さな挑戦を繰り返しています。  下記のページで書きましたが、地主さんとのすれ違いからお借りしていた畑が使えなくなりました。非常に残念ですが、みんなの居場所を守るためには仕方ないことかなと思い、場所を変える決断をしました。(地主さんにはしっかりと説明し、納得の上、関係が悪く

          新エリア スタート!!

          menu初合宿

          番外編 今回の記事は、番外編として投稿させていただきます。 僕たちは、農業だけを楽しむコミニュニティファームではなく、色々な「挑戦」や「初めて」を共有しながら、関わるみんなの居場所を作れたらと思って活動しています。 そこで、今回はみんなで京都府相楽郡笠置町に初合宿でキャンプした時の記録をここに記したいと思います。 みんなで初キャンプ 普段みんなが集まるの時間と言えば、畑で収穫したり、一斉草刈りの時だったりします。でも、僕が仕事の都合で京都府相楽郡笠置町に短期移住するこ

          menu初合宿

          『生きる力』

          menuの真骨頂 「menu」は誰もが持っているmenu(知識や経験や想い)を共有できる場。誰かの経験は誰かの知識に、誰かの知識は誰かの経験になり、関わる人達が其々の挑戦を支え合えることを目指いしているコミュニティです。  僕たちは、2020年から農業を開始し、メンバーが其々協力し合いながら自分達の好きな野菜を作り始めました。 そして、2021年 menu史上最大の自然災害に合いました。まだ2年目でしたがw それは、洪水です。 洪水と言っても、ニュースで見る様なもので

          『生きる力』

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol3 まとめ

           全く農業やコミュニティと作る経験がなかった状態から、コミュニティファームを行った挑戦と学びをVol.1、Vol.2と書いてきました。今回はVol1、Vol2の続きとして リアル⑤ と まとめ を書きたいと思います。読んで頂けると嬉しいです。 ~過去記事~ リアル⑤ エリア問題 エリア問題とは、自分達が使用している畝の場所のことです。「menuのスタート」の記事でも書きましたが、僕たちは2畝だけ借りて農作物を作り始めました。しかも、「畑の真ん中2畝」であり、区画整理された

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol3 まとめ

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol.2

           僕たちは全く農業の経験がないメンバーが集まり、大人も子供も関係なく楽しめる居場所を作っています。農業に限らず参加してくれるメンバーの挑戦をみんなで応援できるコミュニティになればと思ってます。 自然に近づきながら出来る事を出来る範囲で精一杯。  今回は、Vol.1の続きを書きたいと思います。地域でコミュニティファームを行うことのリアルをここに記します。僕たちが一から行ってきて感じたことや体験したことの本当に本当にリアルを記しますので誰かの参考になれば幸いです。 前回の記事

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol.2

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol.1

          2020年夏 僕たちのコミュニティファームがスタートしました。 コミュニティファームと言っても、間借りしたスペースで小さく野菜を植え始めただけです。でも、僕たちにとっては何もかもが新しく、地主さんや地域の方々に色々教わりながら、全ての挑戦が始まりました。  僕達は農業を通じて自分達の出来る事や、やりたい事をシェアしながら楽しもうと集まった仲間達です。 皆んな、それぞれ別の仕事をしており、家庭菜園の経験がある仲間はいましたが、本当に何もかも知らずに、調べながら行っていました。

          地域でコミュニティファームを行うということ。Vol.1

          僕たちの居場所

          menuBASE 僕たちコミュニティファームにおいて欠かせない存在なのが、その名も「menuBASE」。ありきたりな名前のような気もしますが、ネーミングより何より、「皆が集まれる場所」という解釈をしています。    メンバーは、それぞれに仕事をしながら休日や仕事の前後など、空いた時間に畑に寄って、好きな時に土に触れることを楽しむスタイルを取りました。しかし、間借りしている畑のため、自分たちの道具や資材を保管する場所がありません。全員が毎回毎回道具や資材、肥料等をそれぞれ持って

          僕たちの居場所