小さな奇跡が教えてくれた、自分に合った健康法を見つけるヒント
こんにちは。MENTのゆみやんです。
以前、自己紹介の記事でも書きましたが、私はMENTで働く傍ら、ヨガ講師をしています。
お仕事は違っても、こころとからだにアプローチしているのは同じ。いろんな観点からお客様に寄り添えることは、大変やりがいがあります。
また、お客様からお喜びの声を頂いたときは、本当に嬉しいし、お仕事をしていて良かったなあとしみじみ実感します。
そこで、今回は、最上級に嬉しかったお客様とのエピソードをもとに、私が感じたことを書きたいと思います。
情報が溢れている今、自分の健康のために何を選べば良いか分からなかったり、選ぶことが億劫になって後回しになりがちな方にとって、「選ぶヒント」になれたら嬉しいです。
ハコヨガにいらっしゃったAさんのお話
私が主宰しているヨガ教室「ハコヨガ」に、ここ数ヶ月前からレッスンにご参加くださっているAさん。言葉遣いがとても丁寧で、優しい方です。真面目で、レッスンにおいても頑張り屋さんです。
Aさんは、MENTの商品と一緒にお届けしている冊子”make your rhythm”の、私が監修したヨガの回をご覧になられて、ハコヨガを知ったそうです。しかも、この冊子をご覧になったのは、“make your rhythm”の別の回を監修された専門家の先生がキッカケだったそうです。
MENTと離れたところで生まれたこのご縁が、私には奇跡のように感じられて、心の底から嬉しかったです。
専門家を頼るコツは「こうなりたい」という思い
私は、初めてヨガに通われる方のお悩みや状態を、カウンセリングさせていただくことがあります。Aさんとも、事前にお話をしたのですが、専門家との関わり方がとても上手だと思いました。
Aさんは、とても真摯に、自分の状態を話してくれました。「〇〇していきたいと思っています」と自分の「思い(願望)」をきちんと伝えてくれたため、私もAさんに合ったご提案をすることが出来ました。
悩みを改善するとき、自分ひとりでやろうとすると、それを続けていくことは、難しいものです。だからこそ、一緒に伴走してくれるパートナーとして、私たちのような専門家を利用してもらえたらと思っています。
より気持ちよく、専門家と伴走していくには、コツがあります。それは、専門家の「意見」を鵜呑みにするのではなく、まずは自分の「思い」を大切にすること。
医師や鍼灸師、カウンセラー、ヨガ講師などの専門家に対して、つい気おくれしてしたり、委ねてしまったりする方も多いと思います。そのため、専門家から治療や方法について、質問をされても「おまかせでお願いします」と答えてしまいがちです。
「病は気から」と言われるように、本人の意思や思いというものは、どんな治療よりも大切なものです。
ヨガにおいても、その人の「どうしたい?」「どうなっていきたい?」といった「思い」がなければ、どんなにうまくポーズを取れても、心身への変化は現れにくいものです。
専門家まかせではなく、言いなりになるのでもなく、まずは「自分の意見」を持つこと。その上で、自分だけではカバーできないところを助けて貰う。主役は、あくまでも「自分」であることが、専門家とうまく付き合っていくポイントだと思います。
Aさんは、まさに「自分の思い」を大切にしながら、専門家と上手に付き合っていて、とても理想的だと思いました。
「心地よさ」を大切に
ヨガや鍼灸、薬膳といった「予防医学」とも言われている東洋医学では、「順番」がとても大事です。まずは、本人で目標を立てます。次に、行動に移すときには、やってみて「気持ち良い、楽しい」といった感覚がを優先することがとても大切です。
例えば、「健康のためにウォーキングをしよう」と計画したとします。そして、行動に移すときには、「〇キロ歩く」といった数値にこだわるよりも、「散歩って良いな。歩くって楽しい」といった「心地よさ」を大切にした方が、効果が出やすいということです。「気持ち良いな」「楽しいな」と感じたことは、こころだけでなく、からだにも良い影響を与えてくれます。
目に見える「数値」や「かたち」は、分かりやすいため、目標にしやすいもの。しかし、結果が見えないと、心身ともに辛くなりがちです。もし「もっと〇〇しなきゃ」「もっと〇〇すべき」といった言葉がよぎった時は、いったん立ち止まり、自分の思いを見つめてほしいと思います。そして、「なんで始めようと思ったのか?」と当初の気持ちを振り返り、リセットすることが大切です。
「楽しいなあ」「好きだなあ」と感じながら続けていくと、「もうちょっと本格的にやってみたいな」「自分の力を試してみたいな」といった思いが沸き起こってきます。
「好きこそものの上手なれ」という言葉とも通ずるところがあるように感じます。
MENTから生まれた「自己中心的利他」のつながり
Aさんの「何かに頼るのではなく、できるだけ自分の力で改善したい」という思いと、「不調を根本から改善する」というMENTのテーマが一致していたことで、今回のご縁は生まれました。奇跡のようにも感じられたこのご縁は、理想的な「つながり」から生まれたものだと思いました。
それは、「自己中心的利他」と呼ばれているものに近いと思います。
本来「自己中心的」と「利他」は、真逆の意味を持つ言葉です。その2つが一緒になった「自己中心的利他」は、「自分がやりたくてやったことが結果、誰かの助けにもなった」という意味合いがあります。
「不調を根本から改善していこう」という私たちの「自己中心的利他」な思いが、巡り巡って、お客様にとって最適な方法を選べるキッカケになれたことを心から嬉しく思います。
「自分の思い」を見つめることが根本改善のはじまり
「思い」を軸にして選んでいくと、本当に自分に合った方法が見つかります。自分に合った方法を、楽しみながら行うと、新しいことが引き寄せられたり、周りを元気にできたりします。そんな自己中心的利他の輪が広がっていくことは、知らぬ間に心と身体を元気にしてくれます。
もし、自分の健康のために、何を選べば良いか分からなくて、悩んでいたら、まずは自分の「思い」を確かめることから初めてみてください。すると、自分に合った方法が自然と見えてくるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回、MENTが行っている様々な発信の一つから、実際に生まれた嬉しい繋がり、それによる自己中心的利他について書かせて頂きました。
このお話が、皆さんにとって心地よい繋がりが生まれるきっかけになれると嬉しいです。
MENT ゆみやん
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