45歳からの逆転人生
私は現在60歳である。
もう3ヶ月ほどすると61になる。
数字だけ見ると結構ガクブルだが
まだまだやりたいことはあるので
隠居するわけにはいかない。
そんな私だが、40過ぎまでは
会社員をやっていた。
主にSEだったわけなんだけどね。
30代はそれこそ一生会社員だと思っていた。
36の時に大手に転職できたから
これで人生は上がりだと思ったし。
ところがそこでうつ病になり人生は一変した。
1年2か月の休職期間を経て復職したが
ずーっと調子は悪かった。
やがて別のことがしたくなって退職。
そしてそれもうまくいかず、
心も体もお金も不安定な時期が続いていた。
43~4歳のころコーチングに出会った。
コーチングというよりも
「平本あきお」という恩人に出会った。
ここから一挙にコーチングを学ぶことになる。
もちろん、プロになるつもりはない。
ただただ
こんな自分をなんとかしたい。
そのためだった。
2年ほど東京までコーチングの勉強に通い
自然な形でプロになることを決めた。
それが45歳ごろ。
最初は本当に大変だったけど
それはまあ置いといてw
今は胸を張って
「プロコーチで食ってます」
と言えるようになった。
15年前には想像ができなかった場所にいる。
よく「始めるのに年齢は関係ない」と言うけど
ほんとその通りだと思う。
そう。年齢はハンデキャップではない。
あと病気や障害もハンデキャップではない。
なぜなら
高齢であろうが
持病があろうが
障害があろうが
自分なりに幸せな人生を
切り開いている人は
いくらでもいるからだ。
それに恵まれない自分の境遇を呪っても
物事は変わって行かない。
もし自分を変えたいのであれば、
誰かを恨んでいるヒマはないし、
自分を卑下している場合ではない。
やれることを探してやる。
これしかないんだ。これしか。
必要なのは若狭でもないし、
能力や知識や財力や人脈でもない。
「やる!」と決めて自分で責任をとる覚悟だ。