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敏感な人

どーも セッキーです。

普段の日常生活で小さな事に気がついたり、相手の顔色がすぐに分かったり、長時間人といると気疲れしたり、「私って細かすぎるの?」って思ったりしませんか。
その場合もしかするとHSPかもしれません。


1.HSPとは

★HSPとは
HSPとはアメリカの心理学者「エイレン・アーロン博士」が提唱したHSPという概念がベースになっています。
最近では日本にもこの概念が浸透しているようです。
HSPという名前がありますが、病気でありません。
エレイン・アーロン博士が行った調査によると、生まれつきHSP(敏感な人)が5人に1人の割合で存在することが分かってきました。
敏感な人は相手の感情や雰囲気を感じとったり、音や光などまわりの人が気づかない小さな変化を感じとったりします。
これは性格ではなく、生まれ持った気質であり、敏感な人とそうでない人では、脳の神経システムに違いがあるといいます。
とても敏感なため、気疲れしやすく、ストレスも多いのではないでしょうか。


1.敏感な人の特徴

★まわりが気になる
とにかくまわりが気になって、他の人が小さな音を立てた時も、敏感に反応し、相手の口調やしぐさで、機嫌の良い悪いを判断してしまいます。
つい、相手を優先してしまいます。

★人といると疲れる
長時間人と一緒にいると疲れやすくなります。
長々と人と話をする場合や、1対1で職場で一緒に仕事をしたり、車で長時間出かけるなど、相手の気分にや行動が気になってしょうがなくなり、疲れ果ててしまいます。

★他人の機嫌に左右される
職場とかで相手の機嫌が良い悪いがすぐに分かります。
機嫌悪い人がいれば気になってしょうがなくなり、「相手の機嫌がわるいのは自分のせいなんだ」とか、ありもしないことを考えます。
気づきたくなくってもすぐ視界に入ってしまうのです。

★完璧主義
敏感な人は様々な小さい事に気がつくので「やらないといけない」とか「やらないと気がすまない」状態に陥ってしまいます。小さな事に気が付きそれを直そうとつい実行してしまうので、何事も完璧にやってしまいます。
結果、他人に完璧を求めるようになり、自分自身も他人にも完璧を求めるようになってしまいます。

2.敏感な人の長所

★相手の良いところが見つかる
敏感な人は相手の悪いところばかり目がいってしまいがちですが、良いところを意識して考えると、良いところも自然と気が付くようになります。人間誰しも良いところもあれば悪いところもあるのではないでしょうか。

★仕事の問題点が見つかる。
職場であらゆる問題が起きる中で、同僚や上司の気づかない事に気づきます。仕事に対して何かが抜け落ちていることや、ちょとした問題の細かな事で気づくだけで、あらゆる成果につながったりもします。


3.人間関係を楽にする

★相手の気持ちは本当に分かるのか
敏感な人は相手の気持ちが分かるという事を聞きますが、本当にそうなのでしょうか。相手の気持ちが分かってしまえば、自分も苦しい状況なるのではないでしょうか。実際に相手のその気持ちや考えになっているのかを聞いたところ、ほとんどが違っていたという事です。敏感な人でも相手の気持ちが分からないのです。

★不機嫌な人の対処
職場とかで、凄く機嫌が悪い人は1人や2人はいるものですね。文句や愚痴とか凄くキツイ事を言われたりする事がありますよね。その時は放っておく事か良いですね。心に余裕があれば、「なんか体調わるそうだね?」と聞いてあげるのも良いと思います。


★休みたいと思ったら休む
敏感な人はそうでない人と比べて疲れやすくなりますので、その時は、無理をせずにしっかりと1人でなにもしない時間を作ったり、趣味に没頭したりする事が大切です。

4.まとめ


敏感な人は神経質でとても疲れやすく、ストレスをたくさん受けることも多い時思いますが、良い事も沢山ありますので、自分の敏感な性格を克服するという課題としてとらえるのではなく、良いものとして今の自分を生きていってほしいと思います。

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