うつ病休職・闘病日記④ うつ病発症 仕事の失敗
うつ病休職・闘病日記４回目。
その日は突然やって来ました。
不眠による集中力、モチベーション低下で仕事でそこそこの失敗をしてしまいました。
それに気付いた瞬間直ぐに上司に報告すれば、そこまで大したことありませんでした。
しかし、その時の私は常に上司に人に会社に怯えてしまい、そのミスを報告する事が出来ませんでした。
社会人として最悪なことです。
分かっていながら報告する事がどうしても出来ませんでした。
その日は金曜日の夕方。
次の日からは３連休。
３連休後、元気を取り戻したら報告しよう。そう、思い退社しました。
そこから、私は半年間休職することになりました。
３連休中、ミスを報告出来なかったことが頭を巡り、眠ることも出来ず、ただ何をする気も起きず、横になっていました。
この連休が終わるのが怖い。本当に怖い。
不謹慎ですが、何か災害が起きてくれたら、いっそのこと交通事故に合って入院出来ないか。そんな事をずっと考えていました。
それでも３連休は終わります。３連休の朝。
最悪の気分で出社しようと最寄りの駅に向かいましたが、どうしても出社する事が出来ませんでした。
途中で気持ち悪くなり、路上で吐いてしまいました。眩暈も耳鳴りも酷くなり、道端で倒れてしまおうとも思いました。
その日は会社にお休みの電話を入れ、家で休むことにしました。ミスのことはまだ言えないまま。
そして、次の日の朝。またも会社に向かおうとしましたが、どうしても出社出来ませんでした。
涙が自然と出てしまい、後ろから車に引かれないか、そんな事をずっと考えていました。
気付いたら会社にお休みの連絡を入れていました。その瞬間自分の中の心の何かがポキッと折れた音がしました。
ここからうつ病の闘病生活の始まりでした。
★ポイント★
後日談ですが、そのミスは上司が気付き、直ぐにリカバリしてくれたとのことでした。
うつ病になるきっかけは様々ですが、一番は自分にも他人にも嘘を付くことが要因だと思っています。
私の場合は、
自分の体調に嘘をついて無理やり働いた事
周囲の人に大丈夫じゃ無いのに、大丈夫ですと嘘をついたこと
そして、仕事のミスを即時に報告しない嘘をついたこと…
自分にも他人にも嘘を付かず、素の弱い自分をさらけ出し、必要に応じて他人に頼る、弱音を言う。それが、一番重要なのだと思います。
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