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うつ病休職・闘病日記⑦ 両親からの電話
うつ病休職・闘病日記7回目。
もう全てがどうでもよくなり、上司・会社からの連絡、メールも全て無視して3週間。
ただひたすら寝たきり状態。もう、会社もクビだろうし、これで全部が終わったんだ。
朝が来るのがひたすら怖く、ただ夜になって1日が終わるのを待つだけ。
この辺りから後のアルコール依存性に繋がる酒量も増えて来ました。腕を爪で引っ掻く自傷行為も始まりました。
そんな日々を過ごしていた時、突然、両親から電話が掛かって来ました。
流石に両親からの電話に出ると、会社から休んでいて、連絡が取れないと報告があったとのこと。
そう、会社の緊急連絡先に実家の電話番号を登録していたため、会社が両親に電話をしていたのです。
今、冷静に考えれば、『自殺未遂を考えている』というメールを残して音信不通になったのだから、会社もめちゃくちゃ心配して、遂に緊急連絡先の両親に連絡が言ったということです。
もう、両親にもバレてしまった。本当に全て終わったんだ。
ただ、ひたすら泣きながら両親に状況を報告。何も言わず、温かく話しを聞いてくれて余計に号泣。
両親が一言。
『辛いなら会社を止めても良い。別に実家にいても良い。ただ、会社には迷惑を掛けているから一度折り返し電話をしなさい。精神的な病気だと思うから、先ずは一回休職しても良い。だから、今日はゆっくり休んで、明日必ず会社に電話をすること』
ただただ救われた一言でした。
今から考えると、この頃他人だけで無く、特に両親に良い所を見せたいと無理に頑張っていた気がします。
その両親に全てをさらけ出すことが出来た。
明日は会社に電話してみようと思い、久しぶりにゆっくり眠れたのでした。
★ポイント★
30代後半、そこそこの立場になった今だから分かりますが、音信不通は本当に焦ります。
自殺、突然死…それで連絡を取れなくなった人も身近にいます。
うつ病で何もやる気が無い、もう全てが嫌になった。
そんな時でも、会社でも両親でも友達でも、いのちの電話でも誰でも良いから連絡を取ってみて下さい。
それだけで周りは安心します。
大丈夫、きっとあなたは1人ではありません。
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