【低血糖症】糖質過剰やシュガークラッシュ・添加物でADHDや鬱に似た症状が出るケース・改善方法
鬱とかADHDの診断が下っている友達の話。
以前付き合いのあった友達の話を聞いていて、『それは、思考力にモロ影響しちゃう・・・疾患の診断が下っているいないに関わらず、そのような症状が出てしまう要因になる』と、友達ながらとても心配になったお話がありました。
本人にお話したのですが、上手くその事が彼に届かなかったため、彼と同じ境遇の方に向けて、もし一つでも可能性を広げる話になって頂けたら本望です。
ADHDの診断が出た男性の食生活について
ある男友達から『考えがまとまらなく、部屋の片づけ等が出来ない。クリニックで聞いてみたらADHDの診断が下った』という報告を受けました。
色々話を深堀りして聞いてみたのですが、
朝:レッドブルと菓子パン1個
昼:コンビニおにぎり
夜:外食(ラーメン等)
これだと糖質過多(精製糖質が異常に多く)、食べた後に集中力が低くなる低血糖になり、彼の本来のポテンシャルは発揮できないのです。
簡単に言うと、精製糖質って白く精白された糖質なんですが、これってコメは元々玄米として生まれてきた所に、外のミネラルや微量栄養素になる糠とかを摂ってしまうと、糖質の塊みたいなものになります。
この玄米とかの場合は、糖質の吸収の時に外のミネラルや微量栄養素がその糖質を異常に上げるシュガークラッシュと呼ばれる症状を緩和してくれるクッションの様な存在になります。
だから、食べた後眠気が来づらかったり、集中力が維持されたり、精神的なコンディションが維持されやすいのですね。
(※しかし、玄米が体に合わない方もおり、胃が弱い人の場合は、玄米の消化負担に耐えられない方がいます。また、産地を選ぶことや、外の皮ごと食べるため、農薬の有無なども、玄米の場合はとても大切になってきます。)
しかし、ラーメン、コンビニパン、おにぎり・・・これ以外でも似たような食事の場合だと、凄い勢いで血糖値が上がり、凄い勢いで下がるシュガークラッシュや低血糖症と呼ばれる症状がおき、ADHDや鬱に告示する様な症状を起こす場合は、実は一般人でもとても多いのです。
また、『分かっているのにできない脳』(ダニエル・エイメン著)のADD(注意欠陥障害)の研究によると(※この場合、ADHDではないですが、この研究者の結果から導き出される点に、ADHDも共通する部分はあると思います)
精製糖質過剰な場合や、炭水化物過剰な食品を摂取する事によって、多動や注意力の低下などの症状が食事によって引き起こされやすく、更に、炭水化物摂取量を少なくすることによって、これらの症状を軽減できるという結果が報告されています。
特にジャンクフードを食べている場合に、これらのADHDやADD様の症状が助長されやすいのです。
また、砂糖、添加物は体に炎症を起こす働きがあり、これらは体のパーツで脳にも炎症を起こす事が報告されています。
なので、ADHDや一般的な精神疾患の診断が下っている方の中には、先天性や後天性の疾患と言うより、寧ろ体に取り込むこれらのアレルゲンや物質の影響で、脳や機能的な問題が発生しているケースはとても日本で多くいるのではと推測しています。
彼の場合はとても顕著な例ではありますが、他の方の中にも同様の例がある可能性があります。
また、食事の食べ方でも血糖値を上昇させて、集中力を下げてしまったり、シュガークラッシュを起こしやすく、その際に鬱的な精神不安を起こしやすい食べ方があります。
糖質や炭水化物と一緒に、他の栄養素も食べている場合であっても。咀嚼回数が少ないと、消化されやすい糖質だけが消化・吸収され。他の消化されづらい栄養素がそのまま吸収されないまま体外に排出されてしまうケースです。
体は、食べた物で出来ていますが、もっと言うと『食べた食べ物で吸収された物で出来ている』と言えます。
つまり、この場合だと、微量栄養素やミネラルなどの物質などは摂取してもしていなくても体に作用していないので、吸収されやすい糖質が過剰になってしまう悪い例です。
また、他にも大切なのは、自炊をする際でも調味料のラベルを見て、カタカナや何が原料かわからないような添加物が入っていない事をチェックする事。
そして、可能な限りで農薬や肥料の使用量が少なくなるオーガニックや無農薬の食べ物を選ぶことも大切になります。(なぜかというと、農薬や肥料が体に相当な悪い働きになるというエビデンスはかなり多い為です。)
もし、無農薬やオーガニックが選べない場合は、『農薬落とし』を使う事も一つの選択肢として考慮して良いと思います。私は、『ホタテの力くん』という物が農薬落としの中で一番安価だと思ってずっと使っているのですが、海外では重曹をしたりもしているそうです。
私の購入している物以外でも、ホタテ貝で有害物質を除去する製品は検索すると出てきますし、ベジセーフという名前のスプレー型の製品もあったと記憶しています。(※ステマではなく、個人的に使っており、経済的で安い物と、知っている物を列挙しています。)
これが鬱やADHDなどの症状を否定するものではありません、
しかし、食べ物や生活環境で変化する体の作用と言うのも一定数存在するのは事実だとも思います。
『先天的に自分はだめなんだ』というのではなく、体や脳を構成する物の選び方を変える事で、その人の先天的、持って生まれた物がより生きやすくなるケースは確実にあると思います。