子供の頃に描いてた30代

とは…
ふとした拍子に考えることがしばしばある。

小学校の時に考えていた"大人"ってなんだろうか…
高校卒業する時に描いていた"大人"ってなんだろう…と。

働き続けることの大変さ、結婚することの大変さ、周りと比べられることへの大変さ……
大人になることの大変さを大人になった今も抱えながら過ごす日々。

就職がゴールではなかったのか、日々の仕事に追われ続けることをあと40年…年金受給時期も延びるからあと50年働き続ける？
結婚は"ゴールイン"とよく言われるが、始まりにしかすぎなくて、出産や育児、家や車を買う、将来のお金についても考えたり…

昔観てた、サザエさんやクレヨンしんちゃんのような、家庭を築くことの大変さを実感している。

別に人生に正解はないし、好きなように歩めばそれでいいと思っている。
でも、いつかは自分もそんな形に…と、当時は他人事のように思っていたことが、より具体的に、重圧となりのしかかってくる。

自由に生きたい自分と、地に足をつけないといけないと考える自分が共存しながら過ごしてきた20代。

楽しいことも謳歌しつつ、向き合うことに向き合って、時に逃げたり挫折を味わったり、気づいた時にはシワも少し増えたかな…お腹もちょっと出てきたかな…
でもそれは、自分がいろんな重圧に耐えたり、避けたり乗り越えた頑張りの証だと思えば、少しは自分の体も好きになれる。

今私は幸せに過ごしてます。
アイドルにハマって大学留年して、まともな社会人になれるのか？という時期もあったり、就職しても3年で仕事も転職したり、転職後も朝日が昇るまで働き続けることもしばしば、その反動で酒に溺れて酔い潰れたり…いまだにうまくいかないことの方が多いけど、
結婚して、家を買って、新しい命も宿って犬もいて…仕事もそれなりに頑張り続けて今がある。

10年後、20年後の自分は頑張ってるよ。と、

まるで、今の自分が過去の自分に宛てた、逆タイムカプセルのような気持ち。忙しくすぎる日々に忙殺される中、たまには自分が歩んできた轍を見返しながら、褒めてあげたい。そんな気分。

たまには自分を褒めてください。

（:]彡（:]ミ