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信じる力
私は娘にも息子にも言いたい事がたくさんあります。
「あれしなさい」「これはどうなった」「それってどうなの?」「大丈夫?」
お母さんってきっと多かれ少なかれそうだよね。
これを言わないで生活するって無理じゃない?と思ってます。
一方で「言われなくてもわかってるよ」とか「言われたからやりたくなくなった」も一理あるなと思っていて、余計なひとことで遊びが止まる、せっかくのチャレンジが台無しになる、みたいな場面もたくさん現場で見ます。
「黙って見ててあげてよ」「もうちょっとだけ待って」と思いながら内心耳が痛いです。
なんで言いたくなっちゃうのかな?ってことです。
心配なんだよね。
失敗して悲しそうな顔を見るより、上手にできた嬉しそうな顔がみたい。
よかったね、って言いたいし、一緒に喜びたい。
だから、言いたくなるし、手伝いたいし、一緒にやりたいし、やってあげたくなっちゃう。
そうだと思います。
私もそう。
でもその度に、それって心のどこかで「この子にはまだ無理」とか「この子はできない」って思ってるからなんじゃないかなと自問自答しています。
「できる」って信じられてない。
子どものこと、信じたいです。
これから先の成長を、伸びしろを一番信じてるのは私だよって思いたい。
試されているのは私自身の「信じる力」
思う通りにやってみて、失敗したらその時には側にいて「私もできると思ってたよ。こんなことになるなら手伝えばよかった、ごめんね」って言えばいいやと思っています。
やる前から「心配だよ、大丈夫?できるかな?手伝おうか?」ももちろん愛情だと思うし、気持ちはとってもよくわかるけど、信じてまずは一回やらせてみる、をできるだけ選んでいきたい。
是非一度試しにやってみてください。
びっくりするくらい、子どものいい顔が見られるかもしれないから。