ClipStudioの左手デバイスに8bitDo Lite 2を使う~JoyToKeyおすすめ設定
もともと液タブ(16インチ)+キーボードのショートカットキー作業でしたが、PCが古すぎてiPadAir(10.9インチ)購入後はiPad+ibisPaintでお絵描きしていました。同人原稿もしてみたけどクリスタはiPad(10.9インチ)では狭かった……
というわけでPC買い替え後、液タブ作業へ戻すことに。
iPad→液タブ移行すると、画面は広いが移動や拡縮・回転などタッチ機能で行っていた処理に不便さを感じました。
これを機に左手デバイスを導入してやろうと思い、8bitDo Lite2にたどり着きました。いい感じのガジェットがあると気分も上がる!
iPadユーザーの多さゆえか8bitDo MicroやiClever テンキーの紹介記事はよく見かけますが、8bitDo Lite2の記事はあんまり見かけないので紹介します。
注:PC(液タブ)作業想定です。iPadの左手デバイスをお探しの方には参考にならないかもしれません。使えないことはないらしいですが・・・。
色々調べてみる
趣味の範囲で使うにはtourBoxやOrbital2はちょっとお高い。
Bluetoothで無線で使えるやつがいい。
家にあったSwitchからJoy-conを引っこ抜いて試してみて、直感的に操作できる良さに気づいたが、できればtourBoxみたいにデバイスは置いて作業したいと思う。
上記から、よく左手デバイスとして紹介されるiClever テンキー、8bitDo Microが候補から外れる。
スティックが2本あれば移動や拡縮・回転に便利そう!→8bitDo Lite2を購入
Nintendo Switch Liteと同じ色でかわいいです。黄色がよかったけどスティックが使ってみたくてターコイズに。
スティックより十字キーがいい!って方は↓も。こっちは黄色ある。
充電方法・接続・設定
充電方法
USB type-C挿したら充電できます。
Bluetooth接続
右下のhomeボタン(♡)を3秒押しで電源ON→type-Cの穴の横のボタンを押してペアリングモードにすると、PCで検出できる。はず。
JoyToKeyをDLして設定
これがめんどくさい!という声も見かけた気がしますが、クリスタ側のショートカットキー設定は変えなくてすむし、スクロールや連打の細かい設定ができるのはむしろかなり便利だと思いました。
※自分はこういう設定が苦にならないタイプな自覚はあります。
単純なキー入力だけじゃない!JoyToKey割り当て
JoyToKeyの割り当て方によってはかなり便利だったので、紹介します。
ほかにおすすめ設定あるよ~!って方は教えてくれると嬉しいです。
スティックの上下左右だけ使いたい!
SNSみてるとスティック誤反応しそうだから十字キーのほうがよい、という声も見かけましたが、斜め入力しない設定が可能。十字キーより軽く操作できるので個人的にはスティック操作、好きです。
Optionsタブで斜め入力を別ボタンとして使用にチェックONして…
↖↗↘↙の入力をNoneに設定したら、意図しない斜め入力を阻止できます。
マウスホイール設定
マウスホイールは設定メニューマウス内のホイールの回転で設定できます。タテヨコ両方設定したら斜めスクロールもできちゃうので手のひらツールに使ってます。
移動する速さもお好みで変更可能です。
クリスタの装飾キーと組み合わせて、右スティックの左右で回転、上下で拡大縮小みたいな設定も可能。ですが、よく考えたらわざわざホイールを使わなくても後述の連打機能でもっと簡単に似たようなことできそうですね。(後から気づいた)
長押しで連打したい
たくさんUndoしたいときや、ブラシサイズ変更を大幅に変えたいとき。ボタンを連打しなくても長押しで連打にできます。
設定メニュー下部の自動連射・トグル入力設定の自動連射機能をONにして設定する
ちょっとの長押しで長押し判定されたら困る場合は一定時間たってから連射させるで遅延させるとよいです。
スティック押し込み
十字キーは押し込みできませんがスティックは押し込みができるので、実質ボタンが増えます。が、押し込みの勢いでスティックを倒す操作までしてしまうことが多々あるのでそこは……慣れるか無理して使わないかの二択かな!
注意点
左下の☆マークのボタンのみ、なぜか設定できません。
いい位置にあるのにもったいない!
しばらく使ってみた感想
メリット
さすがゲームのコントローラー、ボタン形状が色々あるので触っただけで手元を見ずに直感的に操作できるのがすごく良い!
ボタンが多いのでいろいろ設定できる
小さくて幅とらない
無線で接続できて充電がtype-Cでできる
iPhone13Proより小さく軽いので手が大きめの人は縦長に持っても使える
デメリット
キー設定の変更をする気がなくてもJoyToKeyを立ち上げておかないと反応しない。
→JoyToKey側の設定でタスクトレイにのみ表示としておくと特に気になりません。また、Windows11の場合、エクスプローラーのアドレスバーにshell:common startupを入力してEnter、スタートアップフォルダにJoyToKeyのショートカットを入れておくとスタートアップ時に起動できるので、わざわざ立ち上げる手間が省けます。iPadで使うのは現実的でなさそう
☆ボタンが使えない。これは本当に使えるようになってほしい……
置いて使う場合は軽すぎて本体が動きまくって不安定&角度が微妙。
→これはスマホ台に固定して解消しました。この記事のヘッダー画像がスマホ台に設置したものです。同じ形状のボタンはたまに間違えるので、Bボタンにシールを貼っています。
メリットかデメリットか微妙な点
Bluetooth接続中15分使用しないと電源OFFになる。バッテリーを消費し続けることがないのはメリットですが、15分の設定は変更不可なので、人によってはこれが長すぎるとか短すぎるとかあるかもしれません。
電源OFFになったらとHOME(♡)ボタン長押しで再度起動できますが、iCleverのキーボードみたいに何かキー押すだけで復活してほしいな~と思わなくもないです。
まとめ
おすすめ片手デバイスとして詳しく紹介されることが少なめな8bitDo Lite2ですが、個人的には導入してすごく便利になったのでぜひおすすめしたいアイテムです!
ボタンに割り当てるほどでもないデコレーションブラシ等をDeckboardに割り当てて、組み合わせて使ってみています。この設定についてもいつかご紹介したいと思います。
Deckboardは下でも紹介していますので良かったら見てみてください!
以上!参考になりますと幸いです。