『エンジニアリング組織論への招待』×『マネージャーの問題地図』の気になるキーワード
本日は以下のトークセッションに参加してきました。
トークセッションの概要
第6回ブクログ大賞ビジネス書部門大賞
『エンジニアリング組織論への招待』広木大地
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累計21万部突破の「問題地図」シリーズ最新作
『マネージャーの問題地図』沢渡あまね
著者2人による待望のトークセッションを開催!!
「うちの職場、何かうまくいってないんだよな……」
あいまいな指示、上司と部下の意識のずれ、同僚との不和など、仕事には問題がつきものです。では、問題を解消し、だれもが働きやすい環境を整えるにはどうしたらいいのでしょう。
<略>
昭和、平成にあった組織における課題は何か、企業の中で社員が持っている不満の原因は何か、それらを突き詰め改善するためのヒントとともに、これからの時代における企業・組織・マネジメントの未来地図について、広木・沢渡両名が、アツく語ります。
気になるキーワードを箇条書き
(後で自分のやり方と重ね合わせる。)
・不確実性をなくしていく。
・コミュニケーションは情報の非対称性を減らすこと。即ち認識を揃えること。見ている景色を同じにすること。
・コミュニケーション能力とは、認識を揃えるための能力、認識を揃えることで不確実性をへらしていける。
・エンジニアは完全な確実な言語と向き合っている。それはコミュニケーションそものも。
・IT業界のフレームワークは非IT業界の問題解決にも使える。
・マネジメントとは、不確実性の削減
・マネジメント、設計8割、スキル2割
・問題に名前を付ける。言語化する。
・見えない仕事の価値は?その価値を認められるか?それを言語化できるか?
・ブランドのマネジメント、自分たちの勝ちパターン、社内のユーザーエクスペリエンスの創出
・日本の人口は減っている。コンピューティングリソースは増えている。リソースを人からコンピューティングリソースに転換する必要がある。それができるのがエンジニア。そこが価値。
・今後全ての人が段階的にエンジニアになっていく。
・エンジニアの価値は、仕事を科学する人。科学できる人
・日本がうまくいかないのは、やっていることをやめない。足し算ばかり。なので新しい事ができない。やる隙間もない。
・日本がうまくいかないのは、成功確率は高い、ただしリターンが少ない。そんなところに経営資源を投入しているから。
・組織の課題を言語化できていない。
・言語に依存しすぎなくてもいい、意識合わせ、景色合わせ。絵でもなんでも合えばいい。
・最近話題になっていたエンジニアに高スペックの話、低いスペックを支給する時の説明が必要。なぜ低いスペックなのかの説明が必要。
・社内・同業と比較しても仕方がない。
・最新のいわゆるIT技術(Slack , メッセンジャー , dropbox , google ドライブ、、、など)を使ったほうが良いのは、迅速なコラボレーションができるから。世間で共通のツールを利用したほうが、信頼構築が早いから。
・会社の問題に対しての対抗するには、超エラくなる or 徒党を組んで皆で辞める。
・マネジメントと育成について評価軸と人事考課、部下のキャリアパス、自身のキャリアパス、エンジニアのマネジメント
・これまでは、高いスキルの人がマネージャーになっていた。高スキルが低スキルをマネジメント。でもこれからは異なるスキル、自分が持っていないスキルを持った人をマネジメントしないといけない。本当のマネジメントの時代。
・プレイヤーはスーパーマネージャーを求める。そんなのはいない。
・チームで戦う。レンジャー型、プリキュア型。つまり1人じゃなく皆で戦って30分枠で(残業せずに)敵(課題)を倒す。
・マネジメントの役割は再定義。
・成長設計をする。この組織、チームに居るとどう成長できるか?
・健全な問題意識、健全な成長欲求。
・不確実性が不安な人はオペレーター向き
・自分の価値は相手(他人)が決める。