「一流ほど柔軟性が高く、ダメなやつほど頑固」
元千葉ロッテマリーンズ捕手の里崎智也さんの記事より。彼が語る思考術は、一見「え?」と戸惑う人もいるかもしれませんが、的を射ているものも多いのです。ビジネスパーソンにとっても、ヒントになる考えや実践術が多数あります。
小さいこだわりが無限の可能性を永遠に殺す
ダメなやつほどこだわりが強いんですよね。「自分のやり方があるから」と固執してしまう。そして、だいたい人の話を聞かない。ビジネスの世界でも、結果が出てないのに自分のやり方に固執する人がきっといるはず。(里崎さん)
高速で頷いた人も多いのではないでしょうか。人は無意識に「自分の考えが1番正しい」と思いがちなので、「自分は間違っているかも?」「もっといいアイデア・やり方があるかも?」と疑問を抱ける人は、まずその時点で視野が広いといえますね。
そしてそういう広い視野を持てる人は、はじめから「(目的達成を阻害するような)強いこだわり」を捨てて、他の人の意見に耳を傾けるという行動ができる人だと思うのです。
たまには人の意見に耳を傾けて、とりあえず試してみるのも良いんじゃないかって思いますけどね。一流の人ほど情報のアンテナを張り巡らせて、スポンジのように吸収しますよ。あのイチローさんだって、人の話はめっちゃ聞きますから。(里崎さん)
狭い視野を広げる、あるいは偏った視野を元に戻すためには、いろいろな人と出会い、話し、多くの価値観に触れてみるのがいいのかな~と思います。そして「は!?ありえない!」と怒ったり、「なるほどな~」と考えさせられたり、いろいろな感情を経験すること。
けっこう精神的体力を使うと思うので、自分の具合がいいときにちょこちょこ試してみるのがいいかと思います。
一流の人たちと仲良くなると、自分では気付いていない悪いところを指摘してくれるようになるんです。これが大きな財産になります。普通の人ではわからない、もう絶対に教科書に載ってない視点から、いろいろアドバイスをもらえるので。(里崎さん)
後編ではさらに斬り込む!
後編では、リーダーの取るべき行動やマネジメント方法などが語られています。
部下全員の良いところを5個言えますか?もし言えないのに業務が回ってるなら、部下が優秀なだけかもしれないですから。(里崎さん)
こちらもまたドキッとする内容が……。
▼後編はこちら
<おわり>