朝聴くバッハがとてもいい
朝の時間が、1日の中でもとても好きです。
今までは、特に音楽をかけてなかったんですけどね、YouTubeで見つけた『おはようバッハ』が、最近のお気に入りです。
最初の映像、、、朝日が目の前にうわ〜っと開けていくところから、もう素敵。
静止画ではなく、音楽を邪魔しない映像と、朝にぴったりの選び抜かれた選曲センスがとってもいいなぁ、と思います。
そんなバッハを聴いていて、ふと思いました。
クラシックのよさって、“自然からの啓示”を受けてるからかな、と。
“啓示”という言葉が、久しぶりに頭に浮かんで、自分でもちょっとびっくりしたんですけど。
バッハの音楽を聴いていると、まるで「バッハのもとに音楽から降ってきたんじゃないか?」と思えるような、自然や宇宙と一体化しているように感じる、音楽なんですよね。
自然からの啓示を受けて作られたものだから、いつも自然と共に生きている私たちにも、同じ響きを共振させてくれるのかもな、なんて思いました。
『おはようバッハ』を見て聴いていて、
朝の映像がとても効果的に使われている映画を一つ、思い出しました。
キーラ・ナイトレイ主演の『Pride and Prejudice』(邦題:プライドと偏見)です。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G31BRRU/ref=atv_dp_share_cu_r
※現在、Amazon primeで見れるようです。
オリジナルサウンドトラックも、ピアノの旋律がシンプル且つとても豊かで、場面場面の雰囲気にピッタリでした。イギリスの自然、風景のよさもあちこちに出てくる映画なんです。
とてもよかったので、CDも買ってよく聴いていました。
ほかにも、キーラ・ナイトレイの相手役のマシュー・マクファディンの演技がよかったな〜。
この役は言葉数は少ないけど、所作や目の表情で心にしまった気持ちを表していた演技に、引き込まれました。
他の皆さんも含めてみんな、ナイスキャスティングでした。
朝つながりということで、バッハから映画を一つご紹介しました。
そういえば、私が高校生の時、母がNHKの音楽番組『名曲アルバム』(セレクトされたクラシックを流している番組)のレコード(おっきいレコード盤ですよ)を、突然買ってきたことがあるんです。
そのわけは、
朝いつもみんなバタバタしてて、時には親子や兄弟でケンカになるから、「おだやかに過ごせるように音楽をかけるわよ!」と言って。
それ、結果正解だったと思います。
聴いてるうちに、それぞれがこの曲好き、というお気に入りの曲が出てきて、それをかけ始めるし。
確かに、おだやかになりました。
そしてそのおかげで、クラシックの数々の名曲を知ることもできました。
母のレコード購入は、浪費じゃなくいい“投資”になったわけですね。
母に感謝です。
みなさまの朝、どんな朝でしょうか?
朝食食べる間もなく出かけても、通勤途中でイヤフォンで音楽聴ける時代ですもんね。
朝に何かひとつでも好きなこと、ぜひ楽しんでください。
好きな朝のことを書けるのは、しあわせです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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