【随筆】二代目
昨日久方振りに通院しました。薬を切らしてしまい、抗鬱剤とはもうすぐお別れとなりますが睡眠導入剤に関しては体質上長くお付き合いすることになりそうなもので。体調・心調は3月までと比較しかなり良くなっております(ง ˙ω˙)ว♪
私の通院している病院には大きな水槽があり、多種多様なおさかなたちが楽しそうに泳いでいます。
その中でもお気に入りだったのが「セルフィンプレコ」という独特な魚です。「水槽の掃除人」などと勝手に読んでいますが、水槽や水草についた苔などをぱくぱくと食べて綺麗にしてくれるのです。
上記リンクに貼った詩ですが、私が通院してからずっと愛でていたセルフィンプレコが亡くなってしまった時に書いたものです。「ぺいちゃん」と名付けて可愛がっていたというか可愛いなぁと思って眺めていた魚だったので愛着も凄く、家帰ってから朋輩との通話中にボロ泣きしましたね。←
それから翌月頃でしょうか、その水槽に新入りのセルフィンプレコが訪れました。
当時は小指の半分ほどの大きさで、元気に泳ぎ回ってはぱくぱくと苔や泡を食み、水槽にべたっと貼り付いて休んではまたぱくぱくと…を繰り返していて、二代目のぺいちゃん来訪にとても喜んだものでした。
昨日、実にひと月半振りに会いましたが、いつの間にやらとっても大きくなっていて嬉しさと驚きに満ち溢れました。
いつの間にやら親指よりも大きくなって、私が水槽の隣に座ると寄ってきてくれました。考え過ぎだとは思いますが、どことなく想いが通じ合っているような心地になります。
私も新たな生活を踏み出してまだひと月も経ちませんが、ぺいちゃん二世のように大きく育ちたいものです。