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紫電 01

何と呼ぼうか。


 私の本心が分からない。ドラッグとは摘んで引っ張るものなのかい?それともクスリのことなのかい?そんなもの知らぬ。


 鼓膜が溺れる重低音。耳元はやけに楽しそうじゃあないか。心とは裏腹に。


 裏腹、腹の裏側。腹積もりはどうなんだい?知るかそんなもの。時々で変化するものをこれだそれだと決めちまうのは勿体ねぇ。


 Unity、結束、決則、決速、血束。


 悪魔は私の中に居る。知ってる知ってる。波乱の蠱惑的小悪魔。凪の海を走る大悪魔。彼は甘ったるい香りがするらしいぜ。


 脳髄が幾つあるって?見たことないから分からない。


 九十九って書いてつくもって読むんだぜ。その方が語感が良いからね。


 髪が皮膚が心が剥がれ落ちる。自傷はしてないよ。渇いてるだけ。


 自称・文綴り。二錠ずつの常飲薬がひとつだけ三錠。何かすっきりしない。アンバランス。


 この惨状を見給えよ。社会不適合者の成れの果てのスタートラインだ。面白い。笑えよ。嗤われろよ。


 平和の象徴みたいな鳥は二十八。重いね。雁首並べて誰が先に選ばれるのでしょう。


 紙で巻かない煙草は残香がええねん。


多分続く。

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