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情報に溺れるゆとり世代子育て。
さて、私の息子は1歳7か月になるわけだが、実は来週が1歳半健診だ(わりとそういう自治体も多いのかな?)
先日美容室で、もうすぐ1歳半健診なんですよー、という話をしていたら、美容師さんの娘さんが1歳半健診を受けた時のことで盛り上がった。
その子は、女の子の中ではめちゃめちゃ活動的!!でおとなしく座っていない!!というタイプだったらしい。
やはり傾向として、男の子のほうがやんちゃで女の子の方がおとなしい
というものがあるから、
「うちの娘大丈夫かしら?!もしかしたら発達に問題があるのでは?!」と心配になり、
1歳半健診で相談をして、市の親子教室?に通うことになったと。
しかし、年齢とともに落ち着いてきて、今は親子教室卒業しました!
というような話をしていた。
また別日、近所の方と公園であった。
その方の娘さんは言葉がややゆっくりで、1歳半健診のときにまだ一語も話さなかったらしい。
そのママさんもやはり
「心配です!!」
と訴えたらしく、2歳のときにもう一度相談してみましょうか〜
なんて話をしていたら数日後に突然話しだし、どんどん発語が増えて
今は心配なさそうですー、と笑顔で言っていた。
うちの息子もまあ落ち着きがなくて、支援センターの絵本や手遊びの時間なんて一度もおとなしく座っていたことがないタイプだ。
男の子なんてそんなもん、とは思うがやはり大丈夫か我が子?!と思うこともある。
逆に、おとなしすぎても親ってものは心配で、支援センターに来てもママのお膝から絶対に離れない子のママさんは「うちのは他者とのコミュニケーションに問題があるのかもしれない」と話していた。
これらのママ(私含む)に共通していたことって、
「心配になって検索魔になっていた」
ことである。
「発達 ●●」でググる。
ググったらなんとなく我が子に当てはまっているような気がする。
そしてさらに心配になる。のループ。
現代のママって、情報過多なのだ。
たくさん情報があるのはありがたいけど、情報の取捨選択を常にしなければいけないし、疲れる。
もちろん、情報がたくさんあって助かることも沢山ある。離乳食のレシピはググれば大量に出てくるし、#8000(小児救急電話相談)を知ったのもネットがきっかけ。
本当に支援が必要な子が早期発見できるというのも情報がたくさんある現代のメリットだと思う。
しかし一方で、私をはじめとするママさんの中には「情報がありすぎるがゆえの、心配」を抱える方も多い。
我々ゆとり、ゆとりと蔑まれた世代、常に自分の選択に自信がないのだ。
ネットリテラシーについても教育を受けた?受けてない?微妙な世代で、私自身、高校時代はラインではなくメールをぽちぽちしていた年代だ。
そんなゆとり世代に情報過多な現代はちょっと疲れる。
そんな我々世代だが、子供を「愛しているからこその心配」なのだ。
ゆとり世代、頼りない、打たれ弱いみたいな目で見られがちだけれど、
ひとりの親として、子供を愛しているのだ。
だからこそ「検索魔」になり、外から見たら「余計な心配」をするのだ。
だけど、「大丈夫大丈夫!」って、肩の力を抜けるママが増えたらいいなとも思う。
私自身がそうであるように、子どもが大きくなるにつれて、少しずつ親として成長して、自分の感情を整理できるようになっていくのかな。
とか言いながら健診で何か指摘されたらどうしよう?!と、内心びびっているめいたであった。
おわり!