知識を操る超読書術
prime Reading でたまたま見かけ読んでみた。
たくさん本を読むけど、「読書術」と名の付く本を読んだのは今回が初めてなのだけど、内容がとても衝撃的だった。
「速読」、「瞬読」、「〇〇式」等多々ある中で
この本と最初に出会えてよかったと思うので紹介したい。
準備が大事
結論から言うと、本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、
「本を読む準備」をしているかどうかで7割決まります。
1:読む「目的」を明確にする
自分の「目的」や「動機」から欲しい知識を具体的に決めることが何より大事だ
本を読む目的を明確にし、忘れないように付箋で本に貼ったり、スマホのメモに残したりと、常に目の届くところに残すことで、読書意欲をキープするというもの。
・なぜこの本を読もうと思ったのか
・この本から何を得たいか
・読んだ後にどういう状態になりたいと思っているか
マイホーム購入!とか、〇kg痩せて水着を着る!などの目標や目的を見える場所に貼って貯金やダイエットのモチベーションを維持するやり方は知っていたが、これを読書に使おう、という発想が私にはなかった!
それだけ彼の読書に対する意識の高さがわかる…
2:予測する
「予測読み」
自分の過去の経験やすでに身につけている知識を使って、目の前の本にどんなことが書いてあるのかを予測することです。
①本のタイトルや表紙、帯付にある情報から本の内容を予測。
②中の目次を見て、自分に必要な章を予測。
③読み終えたら本の内容を予測と比較する、というもの。
予め予測することで、「実際はどうかな?」と本の内容に興味が湧くし、読む目的に値する章を予測することで、最初に読むべき場所が定まる。
興味あるページから読み始めることで、その内容の裏付けや展開された他のページにも興味が湧く。
興味のあるところ、必要性のあるページを真っ先に開き、自分の立てた予測と照らし合わせながら読み進めれば、躓きは回避できます。
なぜなら、そこに書かれているのは、あなたがその本を手にした動機と直結している内容だからです。
感想
これまでの私は、なんとなくで本を手に取り、読んだ後の事なんか考えずに1ページ目からページをめくっていた。
読書ノートも最初のページから重要だ、と思ったことをひたすら書き写したりしていたが、この本を読み終えた今思うと非常に非効率的でとても悔しい。
今まで読んだ時間も惜しいし、読んだ割に内容が定着していないことにもなんとも言えない虚しさが…。
今回は”読む準備” の大切さにフォーカスしてこの本を紹介したが、もちろん、実際にどう読めばいいのか、どうアウトプットしていくのが良いのかについても書かれている。
記憶の定着、睡眠の大切さについても以前紹介した「スマホ脳」と同じ内容が書かれていて、やはり大事なことは一緒なんだな、と思ったので、併せて読んでよかったなと、実感している。
良本と出合えて、これからの読書がますます楽しみになった。
これからは読む目的と内容を意識して本と向き合っていきたい。
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