神戸に引越して来てから、習慣となっていることがあります。それは、夜、子供達が寝静まってから、ソファでビール片手に、目の前に広がる海を眺めながら「プッシュー、ふはぁ〜…」。そして、読書すること。 手に取るのは、雑誌だったり、小説だったり、エッセイだったり、日によって様々なのですが、最近、ハマって読んでいたものがあります。 それは、『二十四の瞳』(壺井栄・著/角川文庫)。以前に本屋さんの前を通りがかった時に、この素敵な装丁にココロ惹かれて、夏に読もうと思って買いました。 こ
3つの雑誌の編集長をかけもちしていた頃、親から電話がかかってくる度にいつも「忙しい、忙しい」と言って、ろくに話しも聞かずに切っていたときがあった。 あるとき、父にこう言われた。 「あのな、忙しいって、心を亡くすって書くよな。つまり、どんなに時間がなくても、心さえ持っていれば、忙しくならないんやわ。心は忘れたらあかんのや」 禅問答のような父の言葉に、わたしはピシャリと背中を叩かれた気がした。 「忙しい」を連発していたときは、ミスも連発。まわりの人たちには大迷惑をかけ、信
ボディボードの雑誌『FLipper』と女性向けサーフィン誌『SURFERGiRLS』の編集長をしていた頃、いつも悩んでいたことがあります。 それは、ライディングの写真選び。 プロは皆、究極の技を、波のきわどいセクションでかけたりして、一般人を驚かせてくれるわけですが、プロたちのフォトセッションで撮影された、あまたある写真の中から、限られた誌面のスペースで、どれを使用したらいいのか迷ってしまうことが多いのです。 ある日、『FLipper』で特集を作るため、編集部で写真選び
恋愛だけでなく、人との関わり・コミュニケーションにおいて、とっても大切になってくるのが、KISS のルールだと私は思っています。 特に、英語でのミュニケーションにおいては、この観点が抜けてしまうと、想いはあるのに、会話が成立しなくなってしまう可能性も。 Keep It Short & Simple! 短く、シンプルにしよう! 日本語は、事細かに状況を説明したり、言い訳などを含みながら、徐々に徐々に結論に達していくという性質の言語です。逆に、いきなり最初から結
コミュニケーション心理学の用語に、「開かれた質問」(Open Questions)と「閉ざされた質問」(Closed Questions)という言葉があります。 「開かれた質問」とは、相手の答えを引き出す質問。英語で言うと、5WIHの疑問詞で始まる疑問文ですね。 「閉ざされた質問」とは、YesかNo、あるいは簡単な一言でしか答えられない質問。つまり、相手から何かの情報を引き出すことはできない質問です。 「開かれた質問」でないと、コミュニケーションが発展しないのは瞭然。
こんにちは。フォニックス・ガーデン代表の淵江明子(ふちえめいこ)です。 私には、現在3歳の息子と5歳の娘がいます。子供たちには、その歳なりに、世界のどこへ行っても生きていけるだけの力を持っていてほしいと考えています。そのためには、自分が信じることをやる抜く力、物事の本質を見抜く力や思考力、自分の考えや想いを伝えられる表現力、人間と自然を尊敬し大切にできる優しさ…などなど、いろいろなことが必要とされると思いますが、その基礎とも言える大切な要素が、コミュニケーションのツールであ
正しい学びには、卒業がある。もちろん、英会話だって。そのように思っています。 そして正しい学びは「密度(濃度)」×「時間」でこそ得られるものがある。 そのようにも思っています。 ・ いま、世の中にはたくさんの選択肢があります。スマホを利用した英会話学習サービスやアプリも、数多く出てきました。簡単に、手軽に、空いた時間で、というものです。 効果が出る場合も、あるでしょう。でも、いつも思うのです。 (確かに英会話って、みんなが思っているほど難しくはないんだけど、そこま