これからも私の「ヨワヨワ」を書く #書き手のための変奏曲 1年を終えて
1. はじめに
昨年の七夕、素敵な企画の呼びかけを読み、私も参加することにした。
#書き手のための変奏曲
「権威のありそうなもの」や「正解とされるもの」に縋るのをやめてそれぞれの表現を磨いていこう、他人に評価を委ねずに、自分の軸を持って表現を磨いて幅を広げてnoteの街を習作であふれさせていこう 【マリナ油森さん #書き手のための変奏曲 | 一年の振り返りnoteより引用。強調表示は筆者。】
あれから1年。先日のマリナさんの振り返り記事を読むと、企画参加者の皆さんが本当に様々な方法で、表現の幅を広げる工夫をされてきたことが分かる。私も自分なりに1年を振り返ってみたい。
2. 私が #書き手のための変奏曲 企画で取り組んだこと
この企画は、各自それぞれ独自の課題を立てて、それに向き合っていくもの。私は、HSPで人間関係に疲れやすく、心が「ヨワヨワ」な人間。そんな私があれこれ迷い・悩んでいることを書くと、どうしても湿っぽく暗いnoteになってしまう。
今回の企画に参加して、一年かけて、
① 読んでくれた方の読後感がさらっとドライになるように、爽やかにボヤく手法を工夫する
② 自分だけの愚痴レベルの話から一歩脱して、普遍的なテーマにつながるように意識して書く
ことに取り組むことにした。
①爽やかにボヤく手法を工夫する
#書き手のための変奏曲 タグだけではなく、自分だけの取り組みのために、 #爽やかにボヤく練習中 というタグもつけてみた。私なりにやってみた工夫は3つ。
工夫1:文字数を短く簡潔にする
一つのnoteにあれこれ盛り込まず、伝えたいことを絞った文章にする。まだ書き足りなければ、新たに別のnoteを書く。日常での小さな出来事や悩みは、1,000字を目安に書く。この長さの文章なら、自分で読み返す時も、誰かに読んでもらう時も、負担感が少ないだろうと思う。
工夫2:美しい見出し画像で、視覚での印象を爽やかにする
「みんなのフォトギャラリー」を検索しまくり、爽やか画像を使わせていただき、文章の暗さを緩和させるようにした。
工夫3:笑いとユーモアを取り入れる
悩み・迷いだけを書き連ねるのではなく、どこか笑える要素を取り入れて書くようにする。
②普遍的なテーマにつながるように意識して書く
自分の個人的な出来事から思うことを、とりとめのない愚痴にとどまらせないように、主題を明確にするよう心掛けた。書いてみたテーマは、子どものいる人生・いない人生のこと、「マイノリティ」にカテゴライズされる人と接する時のこと、など。
ネット記事や雑誌でよく見かけるテーマは、多くの人が直面して、考えたことがある内容だと思う。私自身も、人生で何度か考える機会があった主題だ。今回の企画でnoteを書くことで、自分なりの考えをまとめるきっかけとなった。
3. 1年の取り組みを終えて思うこと
昨年の七夕、「私も企画に参加します」とツイートした時に、マリナさんが励ましてくれた言葉がとても嬉しかった。
爽やかなボヤキもいろんなパターンがあるので(希望に満ちている系、まぁしょうがないか系、ユーモア系)いっぱい変奏曲が書けそうです
そうなのだ、爽やかなボヤキのパターンはたくさんある。これからも引き続き変奏曲を楽しんでいきたい。
私のヨワヨワ記録が、いつか誰かの心を励ますことができたり、新しい仲間ができたりしたら、すごく幸せなことだと思います。
昨年、企画参加宣言の時に書いた内容は、私がnoteを書き続けていく意味そのものだと感じている。