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SIXPAD FootFitを使ってみた

座ったまま足を乗せることで、EMS(筋電気刺激)が、足裏、前すね、ふくらはぎといった歩行を支える足の筋肉を効率的にトレーニングします。
※見出し画像とともに、株式会社MTGの公式サイトより引用。

 足用のEMSトレーニング機器「SIXPAD FootFit」。登山家の三浦雄一郎さんが使っているという新聞広告をよく見かけて、気になっていた。でも気軽に買える値段ではないし、と迷っていたら、友人から割安で譲ってもらえることになった。8月末から使い始めて2ヶ月ちょっと。感想を書いてみたい。

 amazonでFootFitのレビューを見てみると、

高齢の親へのプレゼントに買ったという声が多いけれど、高齢者ではなく中年世代が使っても、ふらつきが減り、足が疲れにくくなった。
座りながら20分程度で終わるので、テレビを見ながら、パソコンを使いながらトレーニングできてよい。

というような意見が出てくる。

 座りながらトレーニングできるのは大きな魅力。私も、夕食後にパソコンを使う時間に足元にFootFitを置き、毎日欠かさず使用している。「ながら運動」なので、気楽に継続できるのがとても気に入っている。

 私は脚が鍛えられたという感覚はあまり得られていないが、毎朝、体組成計で測る体重・体脂肪率が少し減り、筋肉量がほんの少し増えた。(ジムにある体組成計のような精度ではなく、家庭用の機器の数値ではあるけれど。)FootFit使用開始直後の1ヶ月間(9月)は、体脂肪率1.1%減と、私にしては大きく減った。その後の1ヶ月(10月)は、体重は使用前(8月)と同じ値に戻ったけれど、筋肉量を維持できた。

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 私は、食後高血糖になりやすいので、フリースタイルリブレで血糖値変動を測定している私の場合、食後に歩いたり、エアロビクスのステップの動きをすると、血糖値の急上昇を防げることが多い

 ウォーキングのような有酸素運動ではなく、座ってFootFitをしても、食後の血糖値上昇を緩やかにできるかどうか実験してみた。実験メニューは、サラダチキン、生野菜サラダ、オートミール30g、ヨーグルト、コーヒー。合計の糖質量は30gくらい。

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 運動なしの場合は、血糖値の上昇幅は62で、食後75分くらいがピーク。FootFitを使った場合は、血糖値の上昇幅は55で、食後90分くらいがピーク。
 1回だけの実験で、フリースタイルリブレのセンサーの値にはブレもあるけれど、食後にFootFitを使った時の方が、血糖値の上昇スピードが緩やかになり、上昇幅も少し抑えられた。

 食後に有酸素運動をした時と、FootFitを使った時で、血糖値上昇の違いを比較してみたいけれど、フリースタイルリブレのセンサーをつけていた二の腕の皮膚がかぶれてしまい、今はリブレ使用をお休み中。また機会があれば、実験してみたい。

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