『この世に　偶然はないのよ』

【コンカッション】

■アメリカ/2015
■監督・脚本：ピーター・ランデズマン
■出演：ウィル・スミスほか

キターーー(ﾟ∀ﾟ 三 ﾟ∀ﾟ)！！！！！！！【ウィル・スミス】・【社会派】・【Based On a True Story】3つとも揃ってるよ！(^_^)／□☆□＼(^_^)こういうの求めてたんだよ。なんでみんなもっと早く教えてくれなかったんだよ～(；ω；)文句無しに良作でした！！

ウィル・スミス演じる真面目なドクターのベネットは監察医でした。ある日、ベネットの元に、昔アメフトで大活躍したスター選手の遺体が運ばれてきます。彼は５０歳という若さでアルツハイマー病が疑われていました。これを疑問に感じたベネットは解剖に挑みます。これを機にでベネットは、アメフトのタックル等の衝撃が脳に損傷を与えているのではないか、という結論に至ります。

そして、慢性外傷性脳症についての論文を発表するのです。しかし、アメリカではアメフトは国民的スポーツであり、巨万の富の動く一大ビジネスでもあります。そのため、アメフト協会はベネットの論文を真っ向から否定し、ベネットは多方面から叩かれることになってしまいます。それと平行して、引退したアメフト選手に、続々と同じ症状が見受けられたのです。しかし、巨大権力によって何度もベネットたちの論文は潰され書けます。それでもベネットは諦めずに脳への損傷を訴え続けるのでした。

プロのスポーツ選手って、体のどこかを尋常じゃないくらい酷使するので、こういう病気や怪我って未だ発見されてないものも合わせるとたくさんあるんじゃないかと観賞後心配になりました。。。

巨大組織を相手に、堅物医者が挑む、、、
作品としてはかなり面白い構図ですが、これが実話なのがスゴイ。。。
当然人の命は大切なんですが、NFLの言い分も一理あるように思えました。アメリカが舞台の他の作品を観ているとよく思うのですが、プロスポーツで動くお金がとにかく桁違い。。。そのお金で寄付をして、他の誰かが救われているのもまた事実なわけで、、、それでもやっぱり、ベネット負けるな！！と鑑賞中は心の中で祈ってました。やっぱり隠ぺいはよくないですし、それが命に関わることならなおさらですよね。

こうやって戦った人たちのおかげで、今の世界があるんだなーと、この手の作品を観るとそう思わずにはいられないですね。
感謝！

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〈一言メモ〉

日本未公開、サブスクでは配信無し、このような条件でお勧めの海外作品、あれば教えてください！よろしくお願いします(^^)