
一流の人は相手にギフトを贈り続ける人~永松茂久~
皆さん、こんにちは!
いつも記事を読んで頂き、ありがとうございます!🙇♂️
今回の「心に響く言葉」は、前回に引き続き、永松茂久さんの『一流の人に学ぶ 心の磨き方』の中の名言をご紹介します!
本書の中で永松さんは、「自分の心を磨いていくこと」の大切さを繰り返し主張し、また、一流の人は自分の心を磨く努力を怠らない、と言います。
まずは、不安定極まりない、「心を安定させる」ことについての言葉からご紹介します。
①一流の人は心を安定させる努力を怠らない
二流の人の心は、安定していません。まわりで起こることや他人の言葉に影響されて、心がコロコロと回転し、状況が変わるたびにいろいろな心が表面に出てきてしまいます。
一方、一流の人の心は常に安定しています。まわりで何が起ころうが、自分がどんな状況に立たされようが、いつも同じ調子で物事を考え人と接します。だから信頼を得ることができるのです。
これは、もともと備わっている才能のようなものではなく、努力によって身についたものです。
一流の人は、本を読んだり、物事を前向きに考える努力をしたりすることによって、 自らの心を鍛え、常に「いい心」を前面に出せるように意識を向けているのです。
心は磨けば磨くほど、回転することが少なくなります。
だから、一流の人はいつも前向きで安定しているように見えるのです。
*世界情勢や日本の社会も、一日一日、めまぐるしく変化していますが、それ以上に、瞬間瞬間にめまぐるしく変化し、不安定極まりないものーそれは人間の「心」ではないでしょうか。
さっき、うれしいことがあって大喜びしていたかと思えば、少し嫌なことが起これば、たちまち機嫌が悪くなったり、落ち込んだりしてしまうーこれが、人間の心の実情なのではないでしょうか。
永松さんは、「一流の人の心は常に安定している」と言い、「まわりで何が起ころうが、自分がどんな状況に立たされようが、いつも同じ調子で物事を考え人と接します。だから信頼を得ることができるのです」と語っています。
しかし、大事なことは、それは、「もともと備わっている才能のようなものではなく、努力によって身についたもの」だという点です。
一流の人は、本を読んだり、物事を前向きに考えようと「努力」をすることによって、自分の心を安定させているのです。
すなわち、誰でも努力することによって、一流の人のように、心を安定させていくことができるのです。
「心は磨けば磨くほど、回転することが少なくなります」ー不安定な社会の中で生きている私たちにとって、心を磨くことの大切さを教えてくれる名言です!
②一流の人は目の前の人の幸せに集中する
本書の中で、あのマザー・テレサがノーベル賞を受賞した時の記者会見である記者から「あなたのように世界平和を実現するために、私にできることはなんでしょうか?」と質問された時の彼女の有名な言葉が紹介されています。
「今日家に帰ったら、家族を喜ばせてあげてください」
と。この言葉を受けて、永松さんは言っています。
「地域や日本、そして世界の平和のために…」 こういう思いはもちろん大切です。
しかし、何かを変えようと思うなら、まずはあなたが目の前にいる人を幸せにすることが大切。それができれば、地域、日本、世界と、徐々に影響をおよぼせる範囲が広がっていくのです。
一流の人は、自分の心、人間性を磨きながら、背伸びすることなく、少しずつ外へ外へと自分のできることを広げていきます。
目の前のことから一つずつ…。これは遠まわりに見えて、じつはいちばんの近道です。
内から外に向けて固めていった人生は盤石なものになっていくのです。
*日本や世界といった、一気に大きなところを目指すのではなく、まずは自分の身近な人、目の前の人を大切にすることこそが大切なのだ、との言葉です。
目の前の人を大切にできずにして、会社の人や、まして世界の人を大切にすることはできません。目の前の人を大切にせず、会社の人だけ大切にするような生き方は偽善者のように思えますし、いずれ、本性が現れてしまうのではないでしょうか。
自分の心を磨きながら、目の前の人を幸せにすることから始め、少しずつその範囲を広げていくー一流になる道も近道など存在しません。地道にして着実な歩みこそ、一流へ至る道なのです。
③一流の人は相手の心のなかに絵を描く
一流の人は、相手の心のなかに絵を描きます。
二流の人は、相手の心のなかに文字を書き込もうとします。
一流の人は、相手を説得しようとするのではなく、イメージを膨らませてもらうことに頭を使います。
相手を「動かす」のではなく、「自ら動く」よう、ナビゲートしているといってもいいでしょう。
いくら綺麗な言葉であっても、無理に相手の心に書き込んだところで、相手を動かすことはできません。
一流の人の話は聞いているだけで、聞き手の頭のなかにリアルな映像が浮かびます。
これは聞き手が自らイメージしているのではなく、じつは話し手が相手の心に描いているのです。
一流の人は人をワクワクさせる天才です。かかわる人たちに、自分たちのすばらしい未来を期待させます。
*「一流の人は、相手の心のなかに絵を描きます。二流の人は、相手の心のなかに文字を書き込もうとします」ー永松さんの言葉に「なるほど」と思いました。
人は、人から言われて動くのが嫌いな生き物です。自分の考えで、自主的に動くことが好きな生き物です。一流の人は、相手の心のなかに「良い絵」を描かせて、その人を動かすことができる人なのです。
そして、相手の心のなかに「良い絵」を描いてもらうためには、自分の心のなかにも「良い絵」を描いていないとできないことでしょう。
一流の人は、自分にも、相手にも、ワクワクするような「希望」を与えることができる人なのです。
④一流の人は相手にギフトを贈り続ける人
最後に、本書の結論とも言える言葉をご紹介します。
私は、人がこの世に生まれてきた理由は「人を喜ばせるため」だと思っています。
与えるものはさらに与えられます。
ギフトを贈る人は、与えたものが返ってきて、結果的に幸せになるのです。 笑顔も、言葉も、共感もすべて相手へのギフトです。ですから、あなたが出会った人に渡せるギフトは数かぎりなくあります。
このギフトを贈り続けていくうちに、あなたは自分で想像するよりはるか高みに「押し上げられる」ことになります。
人は二種類に分けられます。それは、喜びや感動を与える側と、与えられる側。
言い換えれば、「会いたいと言う側」と「会いたいと言われる側」です。
あなたも一流を目指すなら、「会いたいと言われる側」にまわりましょう。
*永松さんは、「人がこの世に生まれてきた理由は「人を喜ばせるため」だと思っています」と語り、「ギフトを贈る人は、与えたものが返ってきて、結果的に幸せになるのです」と言います。そして、「ギフトを贈り続けていくうちに、あなたは自分で想像するよりはるか高みに「押し上げられる」ことになります」と語っています。
人にギフトを与え続ける人は、相手に幸せを与えているようで、実は、自分もどんどん幸せになっているのです。
いつも人に何かを与えていく人生か、それとも、いつも人から何かを与えられ続ける人生かー一流と二流の違いは、この「与える側」か「与えられる側」の違いなのです。
永松さんのこの言葉を心に刻み、私たちも、人に何かを与える生き方をしていきたいと思います!😊
【まとめ】
一流の人とは、
■心を安定させる努力を怠らない人
■目の前の人の幸せに集中する人
■相手の心のなかに絵を描く人
■相手にギフトを贈り続ける人
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不安感や閉塞感が漂っている社会だからこそ、素晴らしい言葉を胸に、日々、前に進んでいきたいと思います!😄
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