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「バッカスの子供時代(小さいバッカナーレ)」ニコラ・プッサン【ルーヴル美術館の名品150選】59

作品が語っているメッセージは何か?
世界屈指のコレクションを誇るルーヴル美術館。何万という作品中、絵画に注目、世界的に有名な作品群のうち「意味を読み解く」観点から面白い150の作品を厳選。
人物は?場面は?出典は?意味深なディテールが語っているものは?作品に隠されたメッセージを読み解きます。

ニコラ・プッサン作「バッカスの子供時代(小さいバッカナーレ)」、1624-1625年頃、INV7295、0.97×1.36m、フランス絵画部門、シュリー翼

「哲学者」と言われる画家。
バッカスはワインと葡萄の神。
山の住人たちに育てられる。
赤ん坊にワインを飲ませるサテュロス。
酔って眠るニンフ。
奥に恋人たち。
酒と女性の魅力、恋。
人生の喜びを讃えます。

◆ワインと葡萄の神バッカス◆

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