#334 【足揉み屋の独り言】喜びは良い薬*小児がん病棟体験談|足からだ健康ラジオ
皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
今年の初めの放送で、
“喜びの心は良い薬になる”というお話をしました
過去にお医者さんのデータなどもありますよ、
ということもお伝えしましたね。
実はこの言葉を知る前から
私たちに実践してくださった医療機関があり、
命を救われたという経験があります。
ある日突然、小児がん病棟へ
もう30年近く前の話になります。
突然、私の娘が急性骨髄性白血病になりました。
身体のあのあちこちで内出血が起こり、
自分の身体の中にある良い菌なども、
自分の身体を喰い尽くす状態。
例えば、大腸菌が大腸に穴を開けるという感じです。
早速、輸血や抗がん剤治療が始まり、
手にも足にもたくさんのチューブがぶら下がっていました。
24時間ひっきりなしにお医者様や看護師さんが
とっかえひっかえ何やら作業をして個室を出入りします。
私も何がなんだかがわからず、
それでも泊まり込んで娘の看病しました。
が、3日でダウンしてしまい、
上の階の病棟に入院することになってしまいました。
1週間ほどして面会が許され、
娘のそばに行くことができました。
ですが、だんだん衰弱していく娘に疑問を持ち、
「このたくさんの点滴の中に栄養入ってますよね?」
と主治医に確認したところ、
『そんなもの入っていません』との答えでした。
え〜〜〜!!ショックでした。
薬だけガンガン入れていたものの
身体を作る栄養が入っていないなんて。
もちろん先生も一生懸命向き合ってくれました。
それでもお医者さんにお任せではいけないんだということを悟ります。
私にできることは何か―
「死にたい」とつぶやく娘に“生きたい”と思わせること。
それがまず大事だと思いました。
でも食べられるものは限られています。
自分の中の良い菌が腸をダメにしている状態だったので
固形物はもちろん繊維があるものはダメ。
ヨーグルトなどの菌が入っているものもダメ。
何を食べさせたらいいんでしょう?
エンシュアなどの栄養剤も試しましたが、
まだ子どもなのでまずくて食べてくれません。
スーパーへ行って
無果汁のゼリーや紅茶のゼリーをいくつか買い漁ってきました。
やはり口から食べ物を食べるっていうのは
“生きてる”という実感があるようです。
抗がん剤の治療は副作用がきついので
食欲も失せてしまいます。
もちろん給食なんて食べもしません。
食欲のない娘の隣で食欲が出るように
美味しそうな香りの立つラーメンを食べてみたりもしました。
当時の病棟ではお母さんたちも泊まり込みで
我が子の看病をしていました。
そして簡単な炊事場があったので、
長野から来られたお母さんは
自分のお家の野菜や味噌を持ってきて
お家の味の味噌汁を作って娘さんに食べさせていました。
個室から大部屋に出て過ごすことが多くなると
小児がんの子どもたちの病棟でしたが、
外泊中のベッドも多く空いていました。
当時、この病院は骨髄移植は行わず、
抗がん剤で治す薬物療法を主としていました。
3週間ごとに抗がん剤の週がありますが
血小板の数値がある程度上がってくると、
個室から大部屋に出され、
周りの子ども達と遊べるようになります。
それだけでなく自宅へ外泊することも率先して勧めていました。
これは当時の教授が
アメリカで学んできた方法とのことでした。
自宅で安心して、楽しいこと、喜ぶことをしてくると
免疫力が上がるからそうさせてるそうです。
「家に帰れる」「楽しいことが待ってる」と
辛い抗がん剤の治療も頑張れるというもの。
もちろん自宅でも無茶なことはできませんし、
人混みなどに行くことは避けますが
自宅でまったりゆっくり家族と話して
笑い合う時間を過ごせるのも免疫力を上げるひとつなんですね。
それを、もう30年も前に実践してくださっていました。
本当に感謝です。
小さい子どもながら
辛い治療や痛い検査なども一生懸命健気に頑張り、
親としては変わってあげられないのが
本当に辛くて仕方がありませんでした。
親としても不安で仕方がない。
“この先どうなるんだろう”という不安でいっぱいでしたが、
娘の前で泣き顔は見せられません。
子どもにとってはお母さんの笑顔が
本当に安心できて
いい薬になるんですよね。
当時、小児科の横に「プレイルーム」という部屋が設けられていました。
そこで何人かのお母さんや子どもたちと一緒にいろんな遊びをしました。
ある時は折り紙を刻んで紙吹雪ごっこをしました。
ものすごく子どもたちも喜んで
すごくきれいだったので
キャーキャー子どもたちの笑顔がいっぱいになりました。
でも、「ちゃんと片付けてくださいね!」と
婦長さんに怒られてしまいました。
そんなこともありましたね(笑)
おかげさまで3年ほど治療を受けまして
寛解状態になり、再発もなく、
もう30過ぎの娘になりました。
環は足揉みでサポートしていきます
足揉み屋になって十数年、いろんな病気の方にお会いします。
介護する家族の方の関わり具合も様々ですね。
病気を抱えるご本人も大変ですけれども、
介護されている、看病されている方のケアも私は大事だと思っています。
両方の心が少しでも軽くなるように
足揉みでサポートしていきたいと思っています。
看病や介護に疲れ気味だなと思っても、
なかなか自分にお金や時間を使うって遠慮しがちですよね。
そんな時は「リラックス足もみ」をおすすめします。
短時間ですが、全身の血流が良くなり心が楽になりますよ。
もう一つおすすめなのはペアの足揉み。
2人同時に入っていただいて
反射区を一通り押す「ライト」の足揉みを
少しお得に受けることができます。
認知症や他の病気の方でも受けられます。
患者さんと介護や看病されている方が
同時に時間を使うことができますのでおすすめです。
きょうはここまでにしますね。
喜びの心は良い薬です。
何かとっておきのイベントを作らないといけないってわけではありません。
普段の穏やかな生活が喜びになることもあるんですよ。
それではきょうもゆっくり深呼吸しながらお休みくださいね。
シャローム
またね
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〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。
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