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#166 【筋活】心筋と自律神経*心筋梗塞の話も|足からだ健康ラジオ

*この記事は《身体のしくみ》に関連した記事です*

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。


きょうも「筋肉を活用しよう」という筋活シリーズ。
心臓の筋肉、心筋についてお話しします。


心筋について

心筋は心臓にしか存在しない筋肉で
骨格筋と同様、
組織上は模様のある横紋筋に分類されます。
しかし自律神経によってコントロールされているため、
自分の意思とは関係なく
常にリズミカルに収縮・弛緩を繰り返す
不随意筋(ふずいいきん)でもあります。

心筋と普通の筋肉(骨格筋)との違い


ここが普通の筋肉(骨格筋)と違うところですね。
骨格筋との共通点=横紋筋
骨格筋と違う部分=意思とは関係なく自律神経によってコントロールされる不随意筋

さらに普通の筋肉(骨格筋)との違いはまだあります。
そのひとつは
心筋を顕微鏡で細かく見てみると、
筋繊維が細かく枝分かれしていて、
網目状に心臓の筋肉が作られています。
ですので、一方方向に縦に伸びるだけではなく、
いろんな方向で収縮・弛緩ができる筋肉になっています。

休むことなく動き続けるため、
全身の筋肉の中で最も丈夫な筋肉です。
特に心筋の中でも全身に血液を送り出している
左心室周囲の心筋は
大きな力を必要とするため厚くなっています。

また、エネルギー産生を担うミトコンドリアの数も、
骨格筋に比べてはるかに多い
という特徴があります。

妊娠6週目〜死ぬまで動き続ける心筋

実は不妊治療に足揉みもよいと聞いて、
通っている方もいらっしゃいます。
自然妊娠ができたり、
不妊治療の病院に通いながら受精卵の移植をするとかね。
そういう方のお手伝いを足揉みでしていますが、
妊娠6週目くらいに赤ちゃんの心拍
エコーで確認できるまでは安心できないんですよね。

この頃から心臓はずっと動き続けて
死ぬまで動き続けるわけですから、
心臓の筋肉はものすごい耐久性があるということがわかりますね。

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