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#341 【腎臓】腎臓と水分とミネラル!健康な体の基本|足からだ健康ラジオ
🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。
皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。
今回は腎臓についてのお話の続きです。
腎臓の働きは6つありましたね。
2番目の働きとして
・水分とミネラルの調整という大切な仕事があります。
水分の調整
まず水分の調整について。
私たちの身体は約60%が水分で構成されています。
赤ちゃんの頃は90%という水分量ですが、
徐々に水分量が減っていきます。
成人の水分量が60%で構成されているとして
この水分が20%以上減ると死に至ると言われています。
この水分量を調整しているのも腎臓なんですね。
どのように調整するかといいますと、
・水分を過剰に摂取したとき
→尿をたくさん作り出して体の外に出す
・水分が不足しているときには
→尿の生成を抑える
この腎臓の機能により、
数日間であれば水分を全く摂らないないような状態にあっても
生き続けることができるんです。
7日間ほど生き続けることができるという説があるようです。
ただこれは「腎臓がしっかり機能していれば」という前提です。
腎臓が水分の調整をしているということですが、
腎臓が元気=細胞の中の水分量がパンパンということで、
赤ちゃんや若い頃の自分のことをイメージしてみてください。
シワもなくピチピチでしたよね。
見えている部分が「ピチピチ」ということは、
体の中の細胞一つ一つも水分量がピチピチなわけで、
各臓器の細胞の水分量もちゃんとあるということです。
つまり、その臓器の機能を十分に発揮してくれるということになります。
反対に、目に見える部分がカサカサしていたり、
粉が吹いていたり、小じわや角質などの
トラブルがあるとなるとどうでしょうか?
細胞の中の水分量も減っているということになりますね。
ということは、
「体の中のいろんな細胞の水分量も減っている」
ということに気づいてくださいね。
ですので、私は本当に口酸っぱく言いますが
水分をしっかり摂ってくださいね。
もっと将来のことを言いますと、
脳の細胞の水分量、組織液の量も
減ってきているとなるとどうでしょうか?
脳もうまく連携をとって働かなくなり、
認知症やいろんな不具合が出てくるということになります。
爽やかな老後を長く過ごすためには、
水分をしっかり摂ることが大切なんですね。
実際にある方のお話ですが、
少し認知症の症状が出てきたお父さんに
娘さんが半年間、毎日2リットルを頑張って飲ませたんですよね。
半年後、どうなっていたかというと
お父さんは認知症の症状は見られず、
今までのお父さんと変わらないようになったそうです。
ミネラルの調整
次はミネラルの調整について。
「ミネラル」というのは、
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、クロール
というような物質があります。
ミネラルの中には、
水に溶けることによって電気を通す物質、電解質、
(イオンとも呼ばれます)というものが含まれています。
これがとっても大事なんですね。
この電解質、イオンが細胞の浸透圧を調整したり、
筋肉細胞や神経細胞の伝達に関わるなど、
本当に体にとって重要な役割を果たしているんです。
例えば、手が痛いとき
「痛い」を脳に伝えるときには
神経の管が手から脳につながっているイメージですが、
その神経の管の中には水があって
その中を電解質、電気を通すイオンが溶けています。
手に「痛い」と感じる
↓
電解質が電気になって信号を脳に届ける
↓
「痛い」と脳で感じる
というシステムにミネラルが関わっています。
水とミネラルは重要だとわかりますね。
私たちは塩分の多い食事をした時は喉が渇きますよね。
これは摂取する水分量を増やすことで、
血液中の高くなったナトリウム濃度を一定に戻そうとするので、
喉が渇いて水を飲むわけです。
”今、塩分を摂って、
ナトリウム濃度の数値がこれだけ上がったので水を飲みましょう”
なんて考えなくても体が調整するシステムを動員して
「水を飲む」という行動に促します。
さらに腎臓の働きによって
尿としてナトリウムを排出することで、
血液の中のナトリウム濃度の調整を行ってもいます。
そして反対にナトリウムが不足しているときには
原尿からナトリウムの再吸収を促進させることで
塩分を排出しないで、
自分の体に戻してミネラルの調整をしていくんですね。
腎臓はSOSを出しにくい
腎臓はかなり余力がある臓器で
病気が進行してからでないと異変が発見されない臓器なんです。
機能が7割ほど落ちて、残り3割ほどの機能になってからでないと
「腎臓が悪いよ」というSOSの症状が出ない、
すごく忍耐強い臓器なんですね。
ですので、そうなる前に、
水分を摂って
ミネラルもバランスよくほどほどに摂りながら
腎臓の健康を守っていきましょう。
そして「腎臓が元気=高齢になっても元気を保つ」ことができます。
自分の将来のために
今から腎臓を守る意識を強めていきましょうね。
きょうは腎臓の働きについて、
水分とミネラルの調整について学びました。
それは大事な命を左右するとっても大切な働きである
ということをお伝えしました。
最後まで聞いてくださりありがとうございます。
ゆっくり深呼吸して朝まで眠れるといいですね。
シャローム
またね
〈自己紹介&メッセージ〉
今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。
日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪
「歳だから」とか「治らない」「仕方がない」なんて、諦めモードの方!自分の人生を他人任せにするのはちょっと早いですよ。自分の身体や心は自分でコントロールできるように素晴らしく造ってあります。身体のシステムを整えれば、もう少し楽に歳を重ねていけます。だから、足を揉んで〜‼︎ もう少しあらがいましょう。
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