(第2回)独自性のある子育て
以前住んでいた賃貸は8年と長きに渡ってお世話になっていた。
8年も住めば、近隣の状況も人生色々である。
お隣のマンションとは物件同士の距離が近く、同階の部屋は窓の位置も近かった。
暑くなるにつれて、お互いに窓を開放するため声が漏れ聞こえてくることもしばしば。
ある時から赤ん坊の鳴き声が加わったことで、どうも赤ちゃんが家族入りをしたと推測できた。
毎日、よく泣く赤ちゃん。凄まじく元気いっぱいに泣く。
たまに「ふぇ」と拍子抜けの泣きにクスっとさせられるものの、ギャン泣きともな