第9週目日曜日 世界で活躍する女性 青木尚佳
9人目の世界で活躍する女性はバイオリニストの青木尚佳さんです。
青木さんのページはウィキペディアにまだないようなので、ご本人の
インターネットサイトを参照しました。
こちらです。
青木尚佳さんは1992年東京生まれです。
2003年9歳の時、テレビ朝日「題名のない音楽会—未来への大器—」に出演され、神奈川フィルハーモニーオーケストラと共演されています。
翌年10歳 2004年 第5回若い音楽家の為のチャイコフスキー国際音楽コンクールにて最年少ディプロマを受賞されます。
11歳より堀正文氏に師事した後、2009年、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースに最年少で合格し、2011年に修了。
2009年第78回日本音楽コンクール第1位に輝かれ。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞されています。
2010年NHK交響楽団とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲を共演しデビューされています。
2011年の桐朋学園大学卒業後は、同年9月より英国王立音楽大学にトム・ナッパー氏及びロームミュージックファンデーションより奨学金を得て留学され、2015年7月に卒業されています。
卒業に際し、全卒業生の中から男女各1名ずつ贈られるタゴール・ゴールドメダルを英チャールズ皇太子より授与されます。
2012年2014年と二度に渡りRCMコンチェルトコンペティションにて優勝、RCM Philharmonic Orchestraとチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲を共演、好評を博されます。
2014年小澤征爾スイス国際音楽アカデミーに参加し、ヴィクトリアホール、シャンゼリゼ劇場にて演奏する。
2014年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第2位を受賞され、併せてコンチェルトの最良の解釈に贈られるモナコ大公アルベール二世賞を受賞されます。
また同年10月、中国・チンタオで行われた第4回中国国際ヴァイオリンコンクールにて第2位を受賞されます。
翌年2015年7月に受賞記念リサイタルを東京の浜離宮朝日ホールで開催され、絶賛を博されました。
2016年、第6回仙台国際音楽コンクール第3位受賞を受賞されています。
現在、ABRSM(英国王立音楽検定)より全額奨学金を得て英国王立音楽院に在学し、藤川真弓氏に師事。
堀米ゆず子氏の指導も受けており、2010年より定期的にアナ・チュマチェンコ氏のマスタークラスにも参加されています。
これまでに正岡紘子、故鈴木共子、高田美穂子、ザハール・ブロン、篠崎史紀、ジェラール・プーレ、マーク・メッセンジャー各氏に師事されています。
主な共演はN響のほか、東京交響楽団、アンサンブル金沢、東京フィルハーモニーオーケストラ、大阪フィルハーモニーオーケストラなど多数のオーケストラと共演されています。
また室内楽も積極的に行っており、自身のクァルテットとロイヤルアルバートホール、ウィグモアホール、カドガンホールその他多数のフェスティバルにて演奏を行っておられます。
NHK『ららら♪クラシック』、NHK FM『リサイタル・ノヴァ』、TV朝日『報道ステーション』などに今まで出演しておられます。
2020年ミュンヘン管弦楽団のコンサートマスター試験に合格され、使用期間に入られます。
ミュンヘン管弦楽団のサイトはこちら。
ツイッターでのお知らせはこちら。
益々のご活躍が期待されます。
めぐめぐがすごいと思う青木尚佳さんのこと
1小さいころから未来の大器とメディアで紹介され、その通りに
素晴らしい音楽家になられていること。
2ソロだけでなく、室内楽などでも素晴らしい演奏をされ、認められていること。
3絶えず挑戦を続けておられ、今年コンサートマスターの試験に受かられたこと。新しい挑戦から新しいキャリアを産まれる努力が何よりも素晴らしいです。