第28週 世界で活躍する女性 森川朝子
はじめに
今日の世界で活躍する女性はヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の森川朝子さんです。
お生まれと音楽家になるまで
森川朝子さんは香川県にお生まれになります。
12歳からヴィオラ・ダ・ガンバを始められます。ヴィオラ・ダ・ガンバなどの古典音楽に非常に興味があったからだそうです。
その後朝子さんは桐朋学園女子高等学校音楽科に進学され、ヴァイオリンを徳永二男氏に、桐朋学園大学音楽学部古楽器科にてガンバを中野哲也氏に師事されます。
同大学卒業後、デン・ハーグ王立大学に進み、ヴィーラント・クイケン氏に師事し、ディプロマを得て修了されます。
またブレーメン音楽大学でトーマス・アルバート氏からバロック・ヴァイオリン(バロック時代に製作されモダン・ヴァイオリンに改造されていないもの、又は現代におけるそれらの複製、もしくは古い楽器をバロック様式に改造あるいは再改造したもの)を学ばれます。
朝子さんはバロック・ヴァイオリニストとして、ブレーメンバロック・オーケストラ等で演奏されています。
現在の世界でのご活躍
朝子さんは1996年よりロンドンに在住され、世界各地で活躍されています。 イギリスのヴァイオル・コンソ-トグループ「フレットワーク」のメンバーを2004年から続けられています。
またStandage's Collegium Musicum 90, Amsterdam Baroque Orchestra and the Amsterdam Concertgebouw Orchestraなどでも演奏されています。
現在まで、 ヨーロッパ、日本、ロシア、オーストラリア、アメリカ、カナダ、南アメリカと世界各地で演奏されています。
日本では「ザ・ロイヤルコンソート」メンバーでチェンバロの会で現在も定期的に演奏会でその素晴らしい演奏を聞くことが出来ます。
また定期的にイギリスダーティントン音楽大学でのサマースクールや同じくイギリスの古典音楽Easter Early Music Course、そして日本のヴィオラ・ダ・ガンバ協会で講師として後進を育てておられます。
またFolkestone Early Musicの音楽ディレクターも務めておられます。
日本語で読める森川朝子さんのプロフィールは以下のページで読めます。
イギリスでの英語の紹介は以下のページで読めます。
現在森川朝子さんのFRETWORKでのコンサートが90日間(2月26日現在から88日くらい)見ることが出来ます。
めぐめぐがすごいと思う森川朝子さんのこと
1小さい頃お父さんの影響で始められたヴィオラ・ダ・ガンバを極められて、世界中で演奏されていること。
2日本での演奏会を大切にされていて、毎年必ず演奏会を行われていること
3そして後進を指導すること大切にされ、定期的に様々な場所で教えておられること。