第24週　芸術家　池坊専好 (4代目)

はじめに

24人目の芸術家は華道池坊家次期家元　　池坊専好 (4代目)　さんです。

家族

池坊専好 (4代目)さんは　池坊由紀さんとして1965年9月20日45世池坊家元・池坊専永氏、池坊保子さんの長女として京都市にお生まれになりました。

妹さんの美佳さんも華道家として活躍されています。

母方の高祖父は伏見宮邦家親王の第四皇子・久邇宮朝彦親王で、曽祖母は朝彦親王の第6皇女・素子女王（実の兄弟に久邇宮邦彦王・賀陽宮邦憲王・梨本宮守正王・朝香宮鳩彦王・東久邇宮稔彦王など）。

母方の曽祖父は旧子爵の仙石政敬氏だそうです。

母方の祖父は旧子爵の梅溪通虎で、祖母・夏子は香淳皇后の従姉妹にあたる。

お母さんの保子さんは明仁上皇や常陸宮正仁親王などの母方再従兄弟になるそうです。

また読売新聞グループ本社社主で読売ジャイアンツオーナーなどを歴任した正力亨氏は母方の伯父（伯母の夫）で、札幌テレビ取締役や日本テレビ幹部を歴任した正力源一郎亜飛は母方の従兄弟（母親同士が姉妹）にあたり、徳仁天皇や秋篠宮文仁親王などは母方の三従兄弟（曽祖父母同士が兄弟）にあたるそうです。

子ども時代から卒業まで

華道は中学生の頃から正式に稽古を始められたそうです。

1988年学習院大学国文科を卒業されています。

卒業後の活動

1989年11月に得度し、法名・専好を授与され、次期（46世）家元継承者となられます。

1991年大蔵省の官僚だった4歳年上の雅史氏と結婚されています。

お子さんが2人いらっしゃるようです。

池坊専好として

2015年11月11日、正式に「池坊 専好」（いけのぼう せんこう）を襲名され、活動を開始されます。

2015年は専永が家元を継承して70年となるため、就任が決まったそうです。

池坊の歴史上、初の女性の家元だそうです。

2004年　京都市芸術新人賞を受賞されています。

2007年財団法人日本いけばな芸術協会副会長になられます

2012年立命館大学大学院文学研究科を修了され、

2015年京都工芸繊維大学大学院博士後期課程を修了されているそうです。

現在

在京都アイスランド共和国名誉領事

2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 文化・教育委員会委員
公益財団法人2025年日本国際博覧会協会（2025年大阪・関西万博）理事・シニアアドバイザー

なども務めておられるそうです。

次期家元 池坊専好 | いけばなの根源 華道家元池坊

池坊専好さんの著書・メディア出演

著書には以下の書があるそうです。

幸福の瞬間 池坊に生まれて（1990年、朝日出版社）
秘すれば花 （1995年、通商産業調査会出版部）
花の季 池坊由紀の世界（1997年、主婦の友社）

また以下のメディア出演もあるそうです。
テレビ番組
京都謎解きおんなパラダイス（京都チャンネル） - 番組ナレーション （2004年 - 2005年）
日経スペシャル 招待席（BSジャパン、2016年12月11日）
映画
日本のいちばん長い日（2015年、松竹） - 香淳皇后 役

めぐめぐがすごいと思う池坊専好さんのこと

１やはり歴史上初めての女性の家元になられること。

とても大変なことだと思います。

２華道だけでなく大学で研鑽を積まれていること

３そして映画に出演など、華道以外でもその素晴らしい才能を開花されていること。

めぐめぐは昔お茶の水に通い、一応看板まで持たせて頂きました。

色々大変な世界だと思っておりますが、益々世界中にいけばなの素晴らしさを伝えてくださる素晴らしい次期家元だと思っております。