彩木ういるの

奇想天外な人生をとぼとぼと。不思議な縁で最愛と幸いを見つけたものの、目の前の現実は、個性派BOYSの育児と問題しかない自分の思考回路とポンコツな身体のおかげで相変わらず忙しないです( ˇωˇ )

彩木ういるの

奇想天外な人生をとぼとぼと。不思議な縁で最愛と幸いを見つけたものの、目の前の現実は、個性派BOYSの育児と問題しかない自分の思考回路とポンコツな身体のおかげで相変わらず忙しないです( ˇωˇ )

マガジン

  • ポンコツ凸凹旅行記

    子どもたちに楽しんで欲し過ぎて空回りする私と発達障害をもつ子どもたちと行くはちゃめちゃな旅の記録

最近の記事

発達障害3人暮らしの我が家に合う片付け

3人とも視覚優位なので見えるように片付ける。結論はこれだ。「見せる収納」というものが世の中には存在するので、上手な人を真似ながら我が家に合ったやり方へ落とし込んでいく。と言っても簡単なことは想像がつくし、試行錯誤することは理解が深まり次から楽になるし大変な作業ではない。 ADHDだけでなく揃ってASDでもあり、ゆずれないこだわりポイントは流石に親子兄弟といえど違う。また、危ないものやさわられると困るものが母、主婦として存在する。その辺りをうまく調整すれば、よりお互い心地いい

    • 環境を整えるとお互いが楽になる

      うつが悪化して寝たきり 家事はヘルパーさん任せで最低限 ~半年経過~ 慢性膵炎で緊急入院 何やってんだと目が覚めてふとACTを思い出す 入院中、子どもたちは自分たちがしたいこともできず…という環境 また、ちょうど学校へ行き始めたところで出鼻をくじいた これは人間同士として誠意ある形で申し訳ない気持ちを伝えよう というのがざっくりした流れで、真っ先に思い出したのが買ってずっと放置していたゲーミングPCのデスク。段ボールで届いたままの姿で一年以上…これからやろう!と思い立った

      • ACTの考え方をプラスしたADHDな私の片付け

        視覚優位を味方につけて、七並べの要領で分類を見てわかる状態を保ちながらまずはざっくり片付けというキリの悪いところで昨日を終えたはず。今日はそこにACTの考え方をプラスしたい。 何故なら、そもそもこの工程の多い片付け方はADHDには一見向いていないからだ。工程が多いだけで面倒で後回しにしたくなるし、工程が多いと情報過多と同じで何から手をつけていいのかわからなくなってしまう。自分の好きなものばかり徹底的に時間を忘れ片付けて始めてしまう罠もあるあるではなかろうか。 そんなADH

        • 視覚優位を味方につけて片付ける

          視覚優位で、目についたものへ片っ端に思考が飛んでいきすぐに忘れてしまうこと、情報過多でパニックを起こしてしまうことへ対処して、やっと片付けのスタートラインへ立った。今日こそやっと片付け開始の内容が書ける。 まず、適当に手に取って並べる。ぐちゃぐちゃで最低限のスペースになっていたので無理やり置く場所を作ったけれど、私に合った片付け方のためには仕方ない。何よりも自業自得である。タイトルと写真を見てわかるとおり、トランプの七並べの要領で仲間分けをしつつどこにあるか見てわかるように

        マガジン

        • ポンコツ凸凹旅行記
          6本

        記事

          まずはADHDの特性から攻めてみた

          発達障害の中のADHDとASDの特性が顕著な私だ。精神疾患は二次障害で副産物である。うつを気にしなくなった私だが、半年間寝たきりで過ごしたので部屋に物が散らかり放題になっていた。 視覚優位で目についた情報に思考がもっていかれてしまう。そして、目につかなくなるとすぐに忘れてしまう。子どもたちに関わる用事だろうが脳みそがそういう処理の仕方をするからお構いなしだ。 必要なものがあって買い物へ行ったのに忘れて別のものだけ買って帰宅してしまうような…誰しもが経験したことがあることだ

          まずはADHDの特性から攻めてみた

          イベント過多の私の人生をどう生きたいのかに立ち戻る

          一度の人生でここまでイベントって発生するんだと、むしろ感心してしまう奇想天外で忙しない人生を送っている。生い立ちからちょっと詳しく話すと「波瀾万丈」とよく他人には言われるが、私はこの表現がしっくりこなくて「奇想天外」を選んでいる。イベント発生のたびに感情を含め私は丸ごと振り回され、どうすることもできずにさらわれてしまう。スキップ不可の強制ムービーを見ている感覚だ。十代の頃初めての診察では抑うつ状態だったはずが反復性うつ病性障害と長い名前に進化を遂げ、抗うつ薬への耐性強化がつい

          イベント過多の私の人生をどう生きたいのかに立ち戻る

          長いうつからおはよう

          半年以上、ほとんど寝たきりの酷いうつ状態だった。家事はほとんどヘルパーさん任せ。子どもたちに随分とさみしい思いをさせたと思う。 何やってんだろう。 膵炎の痛みの中、救急車で思い出したのは精神科で出会ったACTだった。私はどうなりたいのだったか。何を大切にして生きたいのだったか。目標を取り戻した私は爆速で退院できた。 慢性膵炎なので今後も入院するかもしれない…ないと嬉しいけれど次の入院の準備を整えた。入院中にいるもの、いらないもの、ロッカーにどれくらい入りそうか等々、しっか

          長いうつからおはよう

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#5

          朝食はもちろん、朝風呂も楽しみ、家族3人リュック以外は宅配してもらうように手配もして帰宅する日である3日目。 ホテルのチェックアウトは一般的な11時。信州まつもと空港から神戸へ向かう飛行機は18時半発。空港は松本市だが、滞在していたのは長野市であり、だいたい2時間ちょっとは覚悟した方がいい距離だと往路で学んだ。小さな空港ではあったものの、空港へは一応余裕をもって1時間前が理想かなと思い、長野市を出るのは遅くても15時半と決めていた。 朝食を食べ終えてからチェックアウトの1

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#5

          進む道を考えあぐねて

          お嫁さんになりたいという私の夢を昭和ですかと笑った医者がいたがあれは何人目の主治医だっただろうか。 当時は腹立たしい以外の何も浮かばなかった。実際にお嫁さんになり欲しくてたまらなかった子どもたちを授かった。得られなかった温かな家庭というものを自分でつくればいいという幼い安直な考えからだった。けれど、当時それ以外の夢を抱けなかった私にはそれ以外の何かになることに希望を持てず、「私は私のことがわからず自分で決められない」人間になっていた。もちろん今、可愛い子どもたちがいて満足し

          進む道を考えあぐねて

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#4

          長野旅行でのメインイベントを全力で楽しんだ。次男の空腹ゆえの不機嫌や大雨、戦国時代ならば真田幸村が好きです!という私にとっては訪れた先が聖地でしかなくあちこちにある真田の家紋に目を奪われ、母として至らなかった時間が生まれたこと、普段引きこもりの長男の体力問題など色々あったが、大きな一仕事を成し遂げたような達成感があった。 そして、前日は時間がギリギリな上に疲労感があまりにも強く楽しめなかったホテルの夕食。前日の時点でBARカウンターを発見し、首から何かぶら下げているお客さん

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#4

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#3

          いざ、イベントの8月20日。 予想以上に早く起きた子どもたち。次男がまだ?あと何分?としきりに聞いてきた。正直、大本命のイベント前に出かけるのはすごく不安だった。大人でも疲れているといつもよりイライラしてしまうように、我が子たちもそうで。そして、手に負えないレベルになりがちだからだ。他の人も楽しみにしているイベントで、イライラに身を任せた我が子たちが前の座席を蹴りながら泣き叫ぶのは避けたかった。そんなことが現実になれば私のガラスのハートだかお豆腐メンタルだかも致命傷を避けら

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#3

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#2

          高速バスさえ乗ればホテルへ行くだけ。予定していたバスに乗れたので、夕食も間に合うし、翌日の「ぼくらの夏休み2022」の会場もホテルから徒歩圏内。計画通りに進んでいる気でいた。 高速バスの「次は長野IC」というアナウンスと共に降車ボタンを押し、もうすぐだからねと子どもたちに声をかけた。苦手な地図だが、ホテルまでの経路案内をアプリで準備して、長野ICのバス停で降車した。 高速バスこそラスボスと思い、乗った時点でやっつけた気でいた。が、バスを降りて真のラスボスと遭遇した。 暗

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#2

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#1

          イベントの前日である8月19日。14時20分に我が家を出発した。 突然の変更が受け入れ難い我が子たちなので、もしかしたらホテルの夕食に間に合わないかもしれないことは前もって伝えておいた。発達障害をもつ彼らとずっと接してきたので、先に話すのはもう無意識レベルのことだ。とは言え、私にも予想外なことが起きるのがお出かけ。癇癪も覚悟して、心の準備もばっちりで出発したつもりだった。 最寄り駅から地下鉄に乗り、西梅田(大阪)からJRに乗り換えて三ノ宮。そして、ポートライナーで神戸空港

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#1

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#0

          発達障害をもつ我が子たちは、自分でもどうしようもないこだわりや衝動が各々にある。まず何より、予定通りには決して進まなかったなかで、無事に行って帰ってくることに協力してくれた彼らへ心から感謝だ。誠の感謝。 いくつか子どもたちとYouTubeのチャンネルで気に入ったものを一緒に楽しんでいる。その中のひとつに「ぼくらのキャンプ」というチャンネルがある。ここについて説明をし始めると旅行記で無くなるので、心苦しいが省略せざるを得ない。家族で楽しませてもらっているYouTuberさんた

          ぼくらの夏休み2022と長野観光の旅行記 with発達障害児兄弟#0