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オラオラしてそうで23年間避けてきたポルノグラフィティに2年間かけて沼落ちした話し|はじめてのnote

こんにちは。めぐです。73ersです。
ポルノグラフィティに惚れこみ、Xの文字数だと思いの丈を書ききれなくなってきたのでnoteに手を出してみます。

最初は自己紹介がてら「自分の人生には無縁」と思っていたポルノグラフィティに2年間かけて段階的に沼落ちしていった話しから始めたいと思います。


自分とは縁遠いバンドだと思ってた23年間

アポロはなんとなく聴いたことありました。疾走感のある気持ちのいい音楽だなと。何ならアゲハ蝶は好みの音楽だなとも思っていました。でも

  • ポルノグラフィティというバンド名

  • ちゃらちゃらオラオラしてそうな風貌

がニガテ過ぎて「ムリ。自分には無縁のバンド」だと思ったまま、そして仕事と子育てだけで精一杯の期間だったのでアポロとアゲハ蝶、サウダージ以外は聴いたこともないまま、あっという間に23年間が経過。
この間、池袋で開催されていた「ポルノ展」のポスターを子どもの手を引きながら目にして「こんな名前のものをこんなところに…」と本気で目を顰めたことも。

出会いは井口ルート

このまま一生自分とは縁遠い存在だろうと思っていた2021年の暮れ。King Gnuの動画を観ていたら流れてきたのがこちら。

やたらと中毒性があって、嬉しそうな井口さんを観てると幸せな気持ちになって(ちなみにKing Gnuは好きですが特別にファンというわけではないです)、誇張抜きにそれから半年間で300〜400回は私1人で再生回数を回してます。未だにミュージックアワーの歌詞はこの動画バージョンで覚えてるし、アゲハ蝶はセルフエコーがないと落ち着きません。
来る日も来る日もこの動画を愛でているうちに「ポルノグラフィティって怖いと思ってたけど、なんか思ってたイメージと違う…?」「岡野さんっていい人っぽい?」と気付き始め、じわじわと井口さんから岡野さん目当てで動画を再生するように。

MELODYでアーティストとしての岡野さんに興味を持つ

そして半年が経過した2022年5月にびっくりな発表が。

え!!なにこの音楽!
楽曲も、サウンドも、そして何よりもボーカルがあまりにも完成度が高すぎる。なんて質のいい大人の音楽。
わちゃわちゃ楽しそうにカラオケを歌っていたふたりの本気の音楽を聴いて、アーティストとしての岡野さんに一気に関心が湧きました
テレビに露出するMELODYや『岡野昭仁と井口理のオールナイトニッポン』をリアタイして、岡野さんのTwitterをフォロー、過去のツイートを全チェック。

半年経ってやっと本家ミュージックアワーへ

ここでようやく、やっと「ポルノグラフィティ本体の音楽を聴いてみよう」と思い立ち、初めて「ポルノグラフィティ ミュージックアワー」とYouTubeを検索。一番最初に聴いた(観た)のは忘れもしないつま恋ロマンスポルノ。初めての本家のミュージックアワー。

これは!絶対に!!ライブがめちゃくちゃ楽しいはず!!ライブに行ってみたい!!!←初見の感想
ポルノグラフィティって怖そうと23年間なんとなく抱いていたイメージがまるっと払拭され、ここから一気にYouTubeやサブスクでポルノの音楽を聴き始めました。メリッサもオー!リバルも初めて知りました。こんな楽しい音楽を通らずに来たとは、なんてもったいないことをしてたの、私…!

純粋に音楽に魅かれた暁とライブ全落ち

そうこうしてるうちにアルバム暁リリース。初めて買ったポルノグラフィティ。

ミュージックアワーのようなポップで明るい音楽だけでない幅広い音楽性にぐっと引き込まれました。このひとたちナニモノ…?テレビで披露される暁が素晴らしくて、無理やり子どもに観せたりしてました。

映画館にも行きました。初めてリアルにポルノTシャツやマスクを着ているファンを見て「わ、本当に着てる…!」と密かにテンション上がりました。
でもこの時は沼落ちにはまだ遠かったので、映画館のスクリーンでカメレオン・レンズを観ても「いい音楽」という純粋な感想のみ。りんごが羨ましい?なんで??

初見の感想が「ライブが楽しそう」なので当然ライブに行ってみたくて、暁ツアーの東京、神奈川、千葉の全日程にプレイガイド先行から全てトライしましたが全落ち…。
こんなにチケットが取れないバンドなの!?東京ドームシティホールなんて小さい箱じゃなくてドーム本体でやってほしいんですけど!?!?
たまたま身近にいたポルノファンの同僚に愚痴を聞いてもらう。仕方なく武道館公演を配信で観ました。配信もよかったけど、何回も観たけど、やっぱりライブに行ってみたい。

ワンマンがダメならフェスで会いに行く|完落ち

暁から半年経った2023年初夏、ロッキンやラブシャへの出演が発表に。
フェスは行ったことないけどワンマンのチケットが取れないならフェスを狙うしかないと決意。
それでもロッキンはチケット落選、ラブシャも何度も落選して3回目にやっとこさチケットを手に入れられました。あまりにもチケットが取れなさすぎて、このまま一生ポルノグラフィティとは会えないかと思ったよ…

お昼過ぎまでは素晴らしい青空
噂には聞いてましたが…!

初めてのライブのポルノグラフィティは「圧巻」のひとことでした。何もかもが完璧すぎる。演奏も歌も煽りもMCも何もかも。1ミリも無駄なところがない。全てが完璧にかっこいい。さすが大ベテラン。若手にライブとはこうあるものという矜持を見せつけた印象。

雷雨の混乱でもみくちゃになった弾みで思いがけずかなり近い距離になり、同僚に「岡野さん、かっこよかった」と報告←ちょっと何かが動いた瞬間。
雨さえ「これがポルノグラフィティなんですね」と真っ直ぐな気持ちで受け止めてました。(セカオワ中止は悲しかったけど)
2023年夏の終わり、「完落ちしたな」と自覚しました。

それまで無料のサブスクで延々とシャッフル再生されるポルノグラフィティの音楽を聴いていたのですが、ラブシャの帰りのバスの中でAppleミュージックに課金。これまで以上に片っ端から聴く。

配信アコースティックライブで新しい世界へ

そして2023年9月、厳島神社での配信ライブ。平日の夜だったので必死に仕事をやりくりして、駅のホームのベンチで観ました。
フェスのポルノと好対照なアコースティックライブ…これ、ずるいでしょ…

アビが鳴くを初めて聴いて言葉を失い、それまでなんとなくメロディだけ追っていたギフトの歌詞の意味を理解して、また新しい世界を知りました。
その夜はTFTやライブ映像が次々に公開されて、新規ファンに「ようこそ、こちらの世界へ」と大きく手を広げてくれているように感じたことをよく覚えています。ありがとうございますありがとうございます、遠慮なく飛び込みます。

何が起きたかわからなかったワズビル|沼落ち

暁ツアー全落ちはトラウマでしたがファンクラブに入るという発想はなく、一般で再度挑戦したワズビル。有明はダメでしたがさいたまスーパーアリーナ当選。
やっとワンマンにたどり着くのに、初めてあの井口さん動画を観た時から2年以上が経っていました。会いたかったよ、岡野さん…(「会いたかったよ、井口くん」を脳内再生)

記念すべき?沼落ちした日

この日、何が起きたか理解できるのに時間がかかりました。ライブが終わった後、自分の感情が処理できなくて、一緒に参戦した同僚とそのまま飲みに行ってライブの感想はそこそこにずっと仕事の話しをしてました。そうしないと自分が保てなくて。

※注:この先、理性が飛んだおかしい文章になります

家でも職場でも24時間何も手に付かない。夜、寝ようとしてもアタマの中は昭仁さんでいっぱいでとても眠れない。叫びそうになる。そんな自分にドン引きする。でも感情をコントロールできない。
家で子どもが話していても完全にうわの空、なに言ってるかさっぱりわからない。繁忙期なのにあの時仕事をどうやって廻していたのか皆目検討がつかないです。完全に給料泥棒、1日パソコンの前でぼーっと昭仁さんのことを考えてました。いや、考えたいわけではないんだけどアタマからどうやっても離れなくて戸惑っていました。

今思い返しても、あれはたぶん理屈では説明できない、沼落ちした瞬間
昭仁さんに会いたくて会いたくて、会えないのが悲しすぎて泣きそうで、遠征なんてほぼやったことないのに静岡公演のチケットを取ってやっと少しだけ悲しみが薄れた気がしました。
昭仁さんに会えるなら何でもできる気がする。(10日間サボってた仕事を一気に片付け、ついでに日が迫ってた資格試験も睡眠時間削って短期集中で勉強して合格した)
ダメ元で挑戦したリセールも幸運なことに当選した有明2days。

昭仁さんクレープ@有明
 

これまでライブなんて年に1〜2回行くだけの贅沢な体験だったのに私は何をやってるんだ??と冷静になる間もなく、ひたすら「昭仁さんに会いたい」しか考えてない、考えられなくなりました。
(ついでにそれまで2年間恥ずかしくて「岡野さん」呼びしかできなかったのに、沼落ちした勢いでようやく「昭仁さん」と呼べるようになりました笑)

なんでポルノグラフィティを通らずにこれまでの人生を過ごしてきたのかと後悔しても始まらないけれど、わかっているけれど、これまでおふたりと歩んできた人っていいなあとワズビルのライブ中に何度も感じました。きっと感無量なライブでしたよね。
でもここからは一緒に歩いて行く。
そう強く強く誓った初めてのワンマンライブ「PG wasn't built in a day」。

初めてあの動画を観てから2年3ヶ月でめでたく沼落ちしました。
何かが変わった日、新しい何かを手に入れたい日。それが何だったか分かるのは半年後のロマポル横浜2日目でした。

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「一生のうちに一度は因島に行ってみたいなあ…」
そう思っていたわずか5ヶ月後に品川から鈍行で15時間かけて青春18きっぷで因島を目指したことや、昭仁さんを尊敬するあまり人生初のジョギングを始めて生活が変わったこと、ぶっちゃけ昭仁さんしかアタマになかったけどじわじわと晴一さんの魅力に気付き始めたこと、これまでの人生で経験したり感じたことのない「初めて」尽くしのこと、そしてロマポル横浜2日目にわかったことは、また次に。

どうぞよろしくお願いします。

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