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『オカシナ記念病院』を読みました

人生の終わりに向かってどう生きるのがベストなのか? 
たくさんの疑問を私に投げかけた1冊でした

死を受け入れること
自然の中の人間
終末期医療のあり方
健康診断のあり方 などなど


作家であり医師でもある久坂部羊さんの「理想的な医療」

どう生きるのか
どう死ぬのか

深い内容をドタバタ劇のような展開で楽しく読みすすめられます


患者の意思を1番尊重するオカシナ病院

飲みたくない薬は飲まなくてよい
望まない治療はやらない
患者の求めるものを与える

治らない病での治療は良いことなのか?
かえって苦しむこともある

検査で病気を見つけることが良いことなのか?
60才を過ぎたら何かしら悪いところがあるのが普通

予防医学でかえって病気への不安が増やすのではないか?

ただ命が少し延びるだけの蘇生処置は必要なのか?
助かった方が悲惨な状況になる延命もある

「縮命」現実を受け入れ、うまく死ぬこと
死は敗北ではない
あるがままを受け入れる


死を前にして後悔しないよう「今を楽しむ」
自分の人生に満足をして、病との苦しみを延ばさない

長生きが幸せなのか? を問う内容です

テーマは重たいですが、サラッと読めます
医師と患者さんとのつながり
オカシナ記念病院の医療

終末期医療や上手な死に方について、本を読んで考えてみませんか?


久坂部羊さんは日本の医療や病院に警鐘を鳴らす内容を多く書かれている作家さんです


同様の内容「どう生きて、どう死ぬか」が書かれた本『どうせ死ぬんだから/和田秀樹さん著』もオススメです

小説よりもマニュアル的なノウハウ本の方が読みやすい方はこちらの方がよいのかも!



最後まで読んでいただき、ありがとうございます♡



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