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「光る君へ」第32回がざっくりわかる!ネタバレ雑感メモ

  • 脩子内親王裳着に、左大臣道長を牽制する目的で内親王の叔父伊周を参列させる一条帝。上座に割り込まれムッとする大納言道綱実資腰結は道長。

  • 乙丸夫婦の心温まる痴話喧嘩に呆れる、いとさんとまひろ。からの、左大臣様に提出した物語はどうなりました? と問ういとさんに、今は書きたいことが溢れてきて書くのが楽しい、自分のために書いている、と答えるまひろ。そしてそれは家計の足しにはならないんですね、と、いとさんはがっかり。まひろに稼ぎ手が期待されてる。

  • 道長邸での漢詩の会にお呼ばれし、殊勝な詩を見事に詠む”儀同三司”伊周。「あれは心のうちとは裏腹だのう」と見破る公任行成は、道長を鷹揚だと褒める。

  • 参議以上しか参加できない陣定に、伊周を再び参加させるように道長に強く命じる一条帝。献上した物語については、忘れていて読んでいないと言われ、道長がっかり。

  • それを道長から聞くも、落ち込むこともないまひろ。帝のために書き始めたけれど、今は書きたいものを書くこと自体が楽しいから、と。「それがお前がお前であるための道か?」「さようでございます」

  • 一心に書き続けるまひろの側で、柱にもたれて時を過ごす道長。「俺が惚れた女はこういう女だったのか」。くぅー。

  • 斉信に出世で抜かれてへそを曲げていた公任は辞表を出し、ゴネ得で従二位をゲット。斉信に追いつく。この作戦を指南したのは実資。「従二位、従二位、正二位」と、公任・斉信・実資の言葉遊びのようなシーンで和む。

  • 敦康親王を養育する中宮彰子藤壺に道長が参上していると、一条帝の突然のお渡り。喜び慌てる道長に、帝はまひろの物語についてたずねる。「あれは朕への当てつけか?」。しかし、仏教の教えや唐の古典、国の歴史の知識に基づく内容を褒め、作者は誰か?とたずねる(藤原為時の娘のまひろです‼︎ あー、あの面白い女か!)。あれで終わりではなかろう、先が読みたい、と。やった、連載決定!

  • まひろにも帝が興味持ってるから、彰子のところに出仕して続き書いて! 娘連れてきてもいいから。帝が彰子のとこにくる囮になって! と盛り上がる道長。北の方倫子にも、しれっとそのことを告げ、「名案ですわ!」と久しぶりに倫子の機嫌が良い。たぶん道長、相当ドキドキ。

  • 気になるのは、「母上は私が嫌いなの?」「(内裏には)いかない!」と拗ねる賢子のこと。まひろ、子どもへの対し方は下手……。受け止めてあげて、賢子の気持ち。遠い昔、保育園に娘を預けた時のこと思い出しちゃったよ。

  • 出仕を前に、中宮彰子にご挨拶に参内するまひろ。中宮の母の倫子(道長とのツーショットを初めて見るのは、きっと思うところあるよね)や赤染衛門とも久々の再会。彰子のパーソナリティについて衛門にたずねるも、幼い時から仕えている衛門にも奥ゆかしすぎて謎、と聞かされる。

  • 安倍晴明、臨終。駆けつける道長に「とうとう光を見つけられましたな」。その夜、世を去る晴明の眼に銀河が映る(黛りんたろうさんの演出ってキラキラしがち)。良き。

  • 月蝕を怖れて人少なな夜に、内裏で火災。例の物語を読み耽っていた帝は、敦康親王を心配して彰子の元へ。すでに親王は逃した後、帝を心配して残っていた彰子の手をとって共に逃げる(そんなことある? と思ったがなんと、火災と、ほとんど二人だけで徒歩で逃げたのは史実だそう)。八咫鏡、焼失。

  • 火災は祟りだ、一条帝の御代も短い!とテンション上がる東宮(後の三条帝)、これを機にさらに一条帝に自分を売り込む伊周、そして私は兄伊周とは違うよ!と道長に言いにくる隆家と、隆家ともめそうになる行成。「あの人は左大臣様のことが好きなんですかねえ」隆家鋭い!

  • 出仕の日の挨拶でパパ為時「お前が女子であってよかった」。これまで「お前が男であったらのう」と幼い頃から何度も言われ続けた伏線回収に視聴者の75%が泣いた!(個人の感想です)

  • 出仕のご挨拶に際し、ずらりと並ぶ先輩女房の皆様の雰囲気がどうにも怖いよ。助けて〜、衛門(あれ、このセリフは青い方のエモンの、のび⚪君……)

  • 次回、まひろが帝に詰められる!

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