見出し画像

「光る君へ」第46回がざっくりわかる!ネタバレ雑感メモ

  • 大宰府の政庁に連れて行ってくれる周明。まひろ(藤式部、紫式部)は平為賢に従って大宰府に下った双樹丸との再会を果たす。政庁で会った隆家は、道長にことづかったとまひろをもてなす。

  • 大宰府で隆家は、賄賂も取らずによい政治をし、部下たちからも慕われている。仲間がいるのは素晴らしいと隆家。

  • まひろを迎えての宴会の舞は、ますらお系(防人!)。大宰府に居たいだけおれ。何かわけがあるのだろう。とまひろを気遣う隆家。人の心の機微が分かるやつ、それは慕われるよね。道長が出家し、体調も悪いと隆家から聞き、ショックを受けるまひろ。

  • 亡くなった昔の友が松浦にいたので、そこを見に行きたいというまひろを、船越の津へ送ってゆく周明。大宰府の町ですれ違ったのは、刀伊の入寇の始まりを命がけで告げにきた壱岐の僧・常覚

  • 常覚の訴えを聞き、即時に博多に向かう判断をし、並行して九州の軍勢を集める指示を出す隆家。かっこいい! このドラマで鎧武者を観るとは! そして対馬守、敵の首の袋を持って登場。この大河にも首は出演している。

  • 隆家、出陣の決定含め判断が適切。さすが、平安の世に沿わない「さがなもの」。浜に上陸してくる刀伊の賊は鏑矢の音におののいた、というエピソードを盛り込みつつ、合戦シーン! 双樹丸も活躍。

  • 都では、赤染衛門の第一稿に、「殿(道長)の栄華の物語を描いてほしい、と言ったが、これは宇多天皇の御代から始まっていてだいぶ前だが……?」となる倫子。「藤原を描くなら、大化の改新から書きたいくらいでございます」「私がなすべきことは、かなで書いた初めての歴史書」と激アツのレッド姐さんに、完全にあきらめる倫子の笑顔最高。

  • 船越の津へ向かう道すがら、雨に降りこめられ小屋に泊まる周明とまひろ(と従者乙丸)。

  • 私が私であることの意味は書くこと。あのひとに、えらくなって世を変えてと言ったのは私なのに、ほんとうにえらくなってしまったらむなしくなってしまったの。離れたかった。もう私には何もない。都には私の居場所もない。何かを書く気力も湧かない。私はもう終わってしまったの。終わってしまったのに、それが認められないの。書くことがすべてだったの。他の生き方なんて考えられないわ。(そうか……ある意味作家としてのスランプだったのか……)

  • 生きていれば書くことはどこでもできる。紙と筆と墨があれば。と励ます周明に、微笑むまひろ。いい雰囲気のところ、眠りこけている乙丸がごろりと転がって、二人は笑う。

  • 翌日、船越の津に向かう途中、「大宰府に戻ってきたら話したいことがある」と周明。フラグ?と思う間もなく、襲ってくる刀伊の賊。逃げる中で転んで倒れたまひろに手を差し伸べた周明の左胸に突き立つ矢! 鬼脚本!!

  • このドラマあと2回なんですけど、どう収拾するんですかこれ!? 次回予告で、倫子が「私が気づいていないとでも思っていた?」とか言ってるし。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集