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英語を学びながらマインドフルネスを実践する:第4回


前回までに見てきた文章は、

At 3:00 a.m. on an ordinary Tuesday, someone in the FBI was reading a file.
This file contained teachings so powerful that they were considered dangerous.

で、

「ごく普通の火曜日の午前3時、FBIの誰かがファイルを読んでいた。
このファイルには、とても強力な教えが含まれており、それらは危険だと見なされた。」

という内容でした。

今回も引き続き、この続きの文をみていきます。

では早速、今回の文を構造分析していきましょう。

今回は、

Teachings from a man who believed Humanity was asleep.

を見ていきます。

ちなみにこれは、主語と動詞を含まないため、完全な文ではありません。

文脈的に、前の文で
「とても強力な教えが含まれており、それらは危険だと見なされた。」
と触れられていることから、

教えの核心部分を簡潔に、かつ印象深く伝えるため

あえて句を使って具体的な詳細を省き、
インパクトを与えているのだと思います。

実際には、"Teachings" を中心とした句で、次のように分解できます。

[Teachings (from [a man [who believed Humanity was asleep]])].

この句の主な部分は、Teachings from a man.

"Teachings"(名詞) teaching の複数形。
 「教え」または「教義」という意味で、この句の核となる語。

"from a man":"Teachings"という名詞を修飾するため、形容詞句。
 from:前置詞「~から」。
 a:冠詞「1人の」「ある」。
 man:名詞(単数形)「人」「男性」。

ここまでで、「ある男性からの教え」。

どんな男性かというのが以下の関係代名詞節、
"who believed Humanity was asleep".

これは、
"who believed that Humanity was asleep"
の "that" が省略された形。

構造分析すると、
[who] believed [that Humanity was asleep]

"who"(関係代名詞)
 先行詞 "a man" を修飾し、「~する人」。
"believed"(動詞)
 "who" を主語とする節の動詞で「~を信じた」。
この動詞が目的語(名詞節 "that Humanity was asleep")を取ります。

"that"(従位接続詞)
 "believed" の目的語を導く名詞節を開始する接続詞。
 節全体で「~ということ」。

"Humanity was asleep"(名詞節の内容)
 "Humanity":名詞。この節の主語、意味は「人類」。
 "was":動詞。
 "asleep":形容詞。補語として主語の状態を説明。

ここまでで、「人類が眠っていると信じた(考えた)人」。

全体では
[Teachings (from [a man [[who] believed [Humanity was asleep]]])].

がっつり入れ子構造ですね。

「人類は眠っているということを信じた、ある人物からの教え」
という意味になります。

ということで、これまでの話をまとめると、
「ごく普通の火曜日の午前3時、FBIの誰かがファイルを読んでいた。
このファイルには、とても強力な教えが含まれており、それらは危険だと見なされた。人類は眠っているということを信じた、ある人物からの教え。」
となります。

ある人物って、誰なんでしょうね?

続きは次回。

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