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うつ→休職後3ヶ月〜5ヶ月目(現在)にやったこと

前回の記事を書いた時はすでに休職後4ヶ月目でしたが、
その間もいくつかのできごとが起きてました。

① 会社を退職!
② アルバイトを始めた!
③ ワーホリにいく日程を決めた! + そのために実家に戻った

毎日コツコツ書き留めていた日記を読み返すと、
この数ヶ月でもだいぶ体調と感情の波があったようでした。
今回は、3〜5ヶ月の出来事と心身の変化についてを、
長めですがお話ししたいと思います。
(ワーホリについてはまた別の記事でお話できればと思います。)

●3ヶ月目

【できごと】人に会う機会を徐々に増やした/退職/引っ越し

<どう乗り切ったかはもはや記憶の彼方……………>

  • 「体調と気分の良いタイミング」でのお誘いはなるべく行った。ただ、久々に会う友達と何を話したらいいか、適切な言葉を選んでたのもあるけど、コミュ力消えててびっくり。笑

  • 図書館-スーパー-公園-カフェのルーティーンが出来つつあった中、人との関わりを欲し始める。自分の中だけで生活が完結する虚しさがあった。手当を貰いながら、もう少しゆっくり立ち上がりをスタートすることもできたけど、社会との繋がりが欲しいという気持ちが上回り退職をすることに。

【体の状態】 2週おき👉3週おきの通院に、薬の量も減ってくるが・・・。

花粉症、風邪、副鼻腔炎(風邪こじらせ)を2・3回繰り返し、絶不調。。。
抑うつの薬たちは減ったけれど、副鼻腔炎の薬が大量に増えた。
内科の方の先生に「まだ若いのにこんな大量の薬で大変ねぇ。」って同情されたほど。笑

【心の状態】 本音を言おうとすると涙ぐむ/声が震える状態👉感情と少し距離をおけるようになる。

ゆったりした時間を過ごしてたつもりだったけど、
主治医との面談である日、「きちんと休めてる?」と聞かれた。
心当たりなく、(なんでそんなこと聞くんだろう?)と思ってたけど、
その頃、退職や引っ越し等でやらなければならないことが多く、
確かに気が張っていた。
体は休んでいても、脳が休めていなかったことに気づき、
体と心(脳)のケアはそれぞれに必要だということを知った。


とにかくこの時期は、「フルで仕事できる体に早く戻りたい!」「仕事も早く探さないと!」という気持ちが、日に日に強まり、焦りや不安に押しつぶされそうになっていました。

でも、せっかく仕事を休んでまで自分を大切にしている期間で、なぜまたそこまで自分を追い込む必要があるのか?を考えてみると、そんな思い詰める必要はないことに気づきます。
もちろん、それぞれ違う境遇にいるので、経済面や家族や友人関係等でそう簡単にはいかないと考えてしまうかもしれません。ですが、助けてくれる人は本当に必ずいます!大きく挽回しようと思わず、できることから波に乗るように生きると楽になります。

自分一人で考えてもグルグルしがちなので、どうにもならないことは周りに頼って話を聞いてもらう!そして頭が疲れた場合は体を動かす!(体が疲れると余計なことを考えなくなるのでおすすめです。)

●4ヶ月目

【できごと】 コーヒー屋でアルバイトをはじめた/実家暮らしスタート/ワーホリの渡航先と時期決めた

  • 学生ぶりのカフェでのアルバイト開始。とはいえ、学生時代も1日4時間・週2でしか入ってなかったのでほぼ未経験。パン・焼き菓子・クラフトビール・ワインすべてが揃ってる今のバイト先に拾ってもらえたことに本当に感謝しかない・・・・・・!

  • 家に帰って誰かがいるって嬉しい。ちょっとしたことをすぐそばで話せる環境って大事なんだぁと実感。

  • シドニーに7月から行くことが決定!

【体の状態】 1ヶ月で3キロ増えたのは回復の証?(笑)

花粉の時期も終わり、食生活もリズムも安定しているからか体調が良い。
母も食べることが好きなので、交換日記ならぬ交換料理をして、
食材の調理法や食べ合わせを話している時が楽しい。
もちろん母も飲むのでほぼ毎晩ビール1缶をシェア(笑)。

【心の状態】 ピースフル…❤︎

社会人になってすぐ一人暮らしを始めたので、
こうして久々に家族とゆっくり過ごせる貴重な時間が愛おしい。

●5ヶ月目

【できごと】 仕事に慣れてきた/コツコツ渡豪準備

<ここまで色々あったけど何とかなった・・・!!!>

  • 「手当を貰い続ける方がお金は貰えますが、あなたは社会復帰を望むんですね?」というある方からの言葉が頭から離れず、自分に火が付きアルバイトをはじめようと思った。

  • 全て会社任せだった税金関係や国からの手当など、すべてを手放した途端に現実として降りかかったのですごく勉強になった。

【体の状態】  薬は飲むかor飲んでも最低容量に!

薬って1錠をさらに半分に割れるんだ・・・!笑
そうして一時の大量摂取から今では0.5錠にまで減った。
週2、3のアルバイトのおかげでまあまあ体力は戻った気がする。
あとは山登り用の体力と筋力をつけたいところ!

【心の状態】 クヨクヨすることが少なくなった。

カフェタイムは行列が絶えず、忙しくなるとやはり焦って慌てしまいがち。でも焦りはミスの元だし、焦りはお客様にも伝わってしまいたくない。
あくまで自分の仕事のペースを保ち、ゆっくりでも仕事をコツコツ覚えることに徹した。
(というのも、以前より記憶の定着が悪い気がしているので。)

ただ、これまでやってきた仕事と忙しさの種類が違うので、臨機応変さが求められる。
自分より5歳〜10歳下の先輩たちに仕事を教えてもらいながら、
人種・年齢を超え、客層さまざまなお客様との日々の出会いが新鮮。

過剰なサービスはしない、というのがモットーが特に好き。
お客様とゆるく顔見知りのようなフラットな関係を築ける。

これはお互いにフェアでいるっていうことにつながるけど、
あくまで店を守るためのスタンスをとる、ってことが大事。
もちろんより多くの人に好きになってもらえたら嬉しいけど、
自分達の価値を下げてまで、全員に好きになってもらう必要はない。
自らの価値は自ら決めて、スタンスをとるって大事だなと思った。


そういえば、いまでは友達との会話は、過去こんなことがあった、
と事実だけを淡々と話せるようになっていました。
そうして色々聞いていくと、意外と周りで同じような悩みを持っている人が多かったのです。
ただそうしたモヤモヤや不調を感じつつ、診断されていないだけの隠れ型の人も多いのかもしれないなと思いました。

ただ、この数ヶ月ほんとに思うこととしては、
すべてを話す必要はない、です。
話したければ話せばいいし、仲良い友達だとしても、
「今」は無理に話さなくてもいいかもしれない。
自分で守りたい感情は守ったままでいいんです。

【やってよかったこと】

最後に、日記を読み直して個人的に良かったことをシェアします!

・人にした親切5個を日記に書く
これが、、、はじめは意外と1日に5個も書ききれない。。。
でも、5個を書くことを目標にすると、日常の中で探すようになり、気づくと5個かけるようになってきます❤︎
また、そうすることで人から貰った優しさにも気づくことができるので、
また優しさをまた誰かに繋いでいけるようになり、心が満たされることに気づきます。

・食べることに集中する
スマホやPCを見ない。
せっかく頑張ってつくった食事を映画を選んでいる10分の間で
食べ終わってしまうのは虚しいですよね。
そして(あれ?まだお腹空いてるかも?)と第二ラウンド突入するのも避けたいところ。笑

・料理する
スーパー行くと、いつも調理し慣れている食材を手にするのでワンパターン化し、生活にハリがなくなってきます。
そうした小さなルーティーンを壊すためにも、旬の食材をたまに買い、
レシピを調べ、知らなかったことに目を向けてみると、新しい発見があったりします。

・姿勢を正す
普段は猫背なのですが、せめて歩くときは姿勢を正して歩くと、呼吸も深くゆったりした気持ちになります。


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