【後悔しないための情報収集】健康の結論-堀江貴文
#読書記録 2021.01.09 2冊目-02
■行動:AEDを使い方を知る!
現在、日本で医師ではない一般の市民が、突然の心停止を目撃した場合、救命のためにできることは、次の3つである。
①119番通報(救急車を呼ぶ)
②胸骨圧迫(心臓マッサージをおこなう)
③AEDの使用による電気ショック
しかし、最近の調査では、①の119番通報をして救急隊の到着を待ってから救命行動をおこなったのでは、約9,2%の人しか救命できないことが分かっている。
出典 第3章命を救う行動力
健康の結論-堀江貴文(2018年)
この本によると、②の心臓マッサージができれば心停止した人の16,1%を救うことができて、③AEDが使用できれば54%を救うことができるとのこと。
正直なところ、AEDの使用によってこんなにも多くの人の命が救えるとは思っていなかったです。
そして、ただ救急車を待つだけでは、たった9%の人しか救えないなんて。想像していたよりもずっと少ない。
情報として知っているかどうかで、命が救えるかどうかが変わってくると感じました。
私の職場では、年に数回AED研修を開催していたが、私は数年前に1回参加したきりです。
せめて自分の目にいる人だけでも救えるよう、有事の際に即座にAEDが使えるようにしておかなければならないと感じました。あと、心臓マッサージができるようになろう。
■行動:心臓マッサージやAEDは迷わず行う!
心停止直後の人には、「けいれん」や「死戦期呼吸」と呼ばれる「ゆっくりとあえぐような呼吸」が見られる場合があるが、これが呼吸と勘違いされてしまい、AEDを使うことができなかったという。
出典 第3章命を救う行動力
健康の結論-堀江貴文(2018年)
確かに、呼吸があると思ったら、AEDは必要ないのでは?このまま何もしないほうがよいのでは?と思って、使用するのをためらってしまうと思いました。
私は、「死戦期呼吸」というものがあるのを知らなかったです。これもまた、知っているか知らないかで、人の生死を分ける重要な情報だと感じました。
■行動:がん検診を受ける!
一般にがんは生活習慣が大きな要因だと思われているが、日本人のがんの約25%は細菌やウイルスによる感染症が原因だと考えられている。
現在、日本では国が推奨している検診は5種類だ。肺がん、胃がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がん。それ以外のがん検診は実費負担になっている。
出典 第4章がんで死なないために
健康の結論-堀江貴文(2018年)
私は、どんなことも「事前に対処しておく」ことは重要だと考えています。
理由は、予め対処をしておいたほうが、コスト(時間、お金、労力)をかけずに済むからです。
病気に関して言えば、あとから治療のために通院することで、予防するよりも何倍のお金と時間、そして自分の体力を使うことになると、私は考えています。
そのため、国が推奨している検診5種は必ず受けようと思いました。また、私の両親も60歳を超えたので、受けてもらおうお願いしてみようと思います。
私の住む自治体では、以下の検診が受けられるようでした。
自己負担額は無料です。
1 子宮頸がん(20歳以上、女性)
2 肺がん(40歳以上)
3 大腸がん(40歳以上)
4 胃がん(40歳以上)
5 乳がん(40歳以上)
6 前立腺がん(40歳以上、男性)
私は両親とは別の都道府県で暮らしているのですが、両親の自治体でも同様の検診が受けられるようでした。
ただ、謎の「登録制」...。事前登録しないと、検診を受けるためのクーポンを発行されないとのこと。
事前登録。やはりここでも、知っているかどうかが決め手なのだと感じました。
よく「知らなかった」と言う方がいますが、個人的には、「それはあなたが調べなかったのでは?」と思ったりします。
他でもない自分のことなのだから、誰も助けてくれないと思って、自分ごととして、積極的に情報を集める必要があると、私は思います。
この言葉はそのまま自分にも返ってくるので、ちゃんと私も主体的な情報収集をしなければなぁと自戒します。
他にこの本から学んだことは、以下の3点です。
・胃がんは、ピロリ菌への感染が主な原因である。検査でピロリ菌への感染有無を調べれば予防できる。
・肝臓がんは、主に肝炎ウイルス感染によって感染する。
調べたところ、B型肝炎ウイルス検査とC型肝炎ウイルス検査も、都道府県の施策で、無料でできるとのこと...!自治体の施策じゃないんですね。知らなかった!
・大腸がんは、便潜血検査を毎年受けることで早期発見が可能。大腸がんは早期発見ができれば、90%以上が助かる。
便潜血検査で陽性なら、大腸内視鏡検査を受け、異常があればポリープを切除することで、発症を防ぐことができるようです。
本当に調べれば調べるほど、自分がどれだけ命に対して無関心に生きてたのかなぁと思います。
「ぼーっと生きてんじゃねぇよ!」ってやつですね。猛省です。。。
■脳卒中は、初期症状を知っているかどうかが生死を分ける
(脳卒中は)初期症状に気づいて医療機関に行けるかどうかが鍵。顔面・手・足の麻痺と言葉の障害が代表的な症状。
出典 第5章脳をクリアに保つ
健康の結論-堀江貴文(2018年)
私の親族のうちには、脳卒中にかかったことのある人が数名います。
このことから、自分や両親にも一定の危険因子があるのかな?と思っています。
祖母は、言葉が出づらくなったものの、一見問題なく放置していたら、突然倒れて2週間ぐらい意識不明になりました。
その後、一命を取り留め回復したものの、まだ言語に不自由をしています。
「なんか変だな」と思ったらすぐ病院に行く。
これが重要なのだと知りました。
私は、家族のためにも、自分のためにも、健康で長生きがしたいです。
だから、今からできる予防はする。
そして、家族や大事な友人にも、情報を提供する。
もちろん、予防策を取るかどうかは本人が決めることですが、少しでも私の周りの人たちが、自分の納得のいく判断ができるよう情報提供できたらなぁと感じました。
以上、読書記録でした。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございます!!
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